いつもさくらやをご利用いただきましてありがとうございます。
寒くて写真を撮る頻度が落ちてきました… 〈rks〉です。
そんな先日、月島へ行ってきました。
きっかけは、お客様との会話でした。「最近の月島は開発がすごくて、昔とは変わってしまった」と言われていたので、どうなってしまったんだろうと思い、カメラを持ってぶらぶらと散策してみていたんですが、確かに高層マンションだらけで、何かまるで競い合うように建ち並んでいました。
でもそんな中でも、僕が気に入っていた水路、そこに浮かぶ古い船や、脇の小道、路地裏の狭い通り、小さな橋は昔のままで(僕の中での昔と言っても、まだほんの3~4年ほど前のことなんですが…)嬉しくて思わず夢中でシャッターを切りながら歩いていました。
写真の考え方は人それぞれですが、もしも写真というものの存在が、変わりゆくものを留めておきたいという撮る人の願いだとするなら、僕は間違いなく同じ思いで撮っていたし、もっともっと世界を見てみたい、見に行きたいと思うようになりました。
先月、仲間達とのグループ写真展に参加して、色々な方達からメッセージをいただいた中に「“一瞬”を写しているのに“ずっと”を感じる」という言葉があって、自分の撮りたかったものがおぼろげながら見えてきたような気がしました。
写真に撮られたものは過去のものだけれど、そこから現在や未来を感じてもらえるような写真が撮りたい。
そんな一丁前に偉そうなことを思うようになってきました。笑
今年も、もうあと半月と少しで終わりですね。
皆さんの未来が、光あふれる写真のように、希望に満ちていますよう・・・