□■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

□■□■ おぎさく スタッフブログ ■□■□

東京荻窪にあるカメラ専門店、カメラのさくらやです。
カメラ/レンズの実写レビューや撮影会の様子をレポート!
記事を読んで気になった方は、ぜひお店に遊びにいらしてください。大歓迎致します。
■電話:03-3391-5675
■営業時間:AM10:00-PM8:00 (年中無休)

 

日頃 当店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

 

2024年3月 OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISがデビューしました。
35mm換算 300mmから1200mmまでカバーする夢の超望遠ズームです。
野鳥撮影の分野で絶大な支持を得ているOM-1 Mark IIとの組み合わせなら 最強コンビになる筈!そんな期待を込めて撮影に臨みました。

 


主なスペック

質量    2,065g(レンズキャップ、レンズリアキャップ、レンズフードを除く)

大きさ 最大径×全長    Ø109.4×264.4mm

最短撮影距離    0.56m(150mm時)  2.8m(600mm時)

5軸シンクロ手ぶれ補正  焦点距離150mm時 7.0段補正* / 焦点距離600mm時 6.0段補正*

35mm判換算最大撮影倍率    0.70倍相当(Wide)/ 0.39倍相当(Tele)

防滴性能 / 防塵機構    ‌保護等級1級(IPX1):/ 防塵機構
 

 

 

コルリ

1/640秒 F6.3 ISO1600 

 

1/640秒 F6.3 ISO3200 



人気の「青い鳥」美しく写し止めることが出来ました。
プロキャプチャーのお陰で元気に囀るシーンも記録できました。


今回のブログ掲載用写真の撮影は延べ10日間くらいですが、全て 手持ち撮影です。
カメラとレンズ合わせて約2700g ピークデザインのストラップをたすき掛けにして使っています。
撮影に出かけると多い日は15000歩くらい歩きますが、重さはそれほど負担になりませんでした。
ただ 飛び出し等を狙う場合は構えたまま待つのはつらいので、一脚か三脚を使用した方が良いと思います。

 

カメラのセッティングは
Sモード(シャッター優先オート)
ISOオート(ISO200~ISO12800)
フォーカスモード→C-AF
被写体認識→ 鳥
AFターゲット オール ラージ シングル
ピクチャーモード→NaturalまたはVivid
連写→プロキャプチャーSH2または静音連写
画質 RAW(OM Workspaceにて現像)
 

 

 

キビタキ

1/250秒 F6.3 ISO3200 

 

ソウシチョウ

1/640秒 F6.3 ISO2500 


鮮やかで美しい衣装を身に纏っていますが、「日本の侵略的外来種ワースト100」に選ばれています。
ウグイス・コマドリ・メジロなどの野鳥と生活圏が競合するため、固有種への悪影響が危惧されるそうです。

 

サンコウチョウ

1/600秒 F6.3 ISO5000 


水色のアイリング&クチバシ そして長い尾… 姿も鳴き声も美しい 人気の野鳥です。
南国からやってきて夏の間 日本で過ごし繁殖しますが、都内の公園は経由地なので1~2日で去ってしまいます。
この日いつも通っている近所の公園に行ってみると、やけに撮影者が多い!?
聞いてみたら、キビタキ♂とサンコウチョウの♂が入っているとのことでした。
都市部の公園で人気の野鳥が入ると 大勢の人が集まり、集団で一羽の鳥を追いかけるというパターンはよくありますが、そうなると鳥は低いところに降りてこないし、前後左右に人が居るので撮影ポジションも自由に選べません。
そんな時に絶大な威力を発揮するのが、1200mm超望遠です。
このシーンは遠くて小さかったのですが、何とか大きめに撮ることが出来ました。


 

アカゲラ

1/640秒 F6.3 ISO2000 C-PLフィルター使用

フレーム内に鳥を入れるのが難しい… 初めて超望遠撮影をしてみると必ず誰もが感じること、ズームレンズなら小さめにしておいて拡大すれば良いのですが、これが意外と回転量が多いとか、硬いとかで使い勝手が良くありません。
ところがこのレンズは先端を持って引っ張ると一気に望遠端までズーミング出来ます。
詳しくは下部動画を御覧ください。

 

 

 


 

ミソサザイ

1/320秒 F5.5 ISO5000

 

ヤマドリ

1/320秒 F5.6 ISO5000 

 

1/320秒 F6.3 ISO8000 


姿を見た瞬間、美しく優雅な姿に見惚れてしまいました。
なかなか出会えず 撮るのが難しいと聞いておりましたが、ここに居たヤマドリは人慣れしていて近寄ってきます。


 

 

フクロウ

1/40秒 F6.1 ISO10000

 

1/30秒 F5 ISO12800 オリジナル

 

1/30秒 F5 ISO12800 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用


この日は朝から雨模様、日の入り前だというのにどんどん暗くなってきました。
シャッター速度は1/30 絞りは開放 ISO感度を上げて対応しましたが、とうとう12800まで上がってしまいました。
フィルム時代だったら絶対撮れない悪条件でもデジタルカメラなら何とか撮れてしまいます。
このレンズは5軸シンクロ手振れ補正搭載 補正量は6~7段、シャッター速度1/30秒でも、補正なしの1/2000秒の高速シャッターと同じ、という換算になります。
ただし被写体が動いている場合は被写体ブレが発生してしまうのでご注意ください。
 

オリジナル



DxO PureRAW 4にてノイズ処理

 

高感度も恐くないAIノイズリダクション
ISO12800まで感度を上げて拡大してみるとさすがにノイズが目立ちます。
そこで威力を発揮するのがAIノイズリダクション、純正ソフト「OM Workspace」にも搭載されていますが、私のパソコンではスペック不足でダウンロード出来ません。私は汎用品を使用していますが、かなり満足しています。 今回使用したのは DxO PureRAW 4、ノイズ処理だけではなく、精細なディティールを正確に強調します。各社から続々 新製品がリリースされており比較したことも無いので、PureRAW 4がベストなのかどうかはわかりませんが、この分野はまだまだ進化が続き 何れはカメラに内蔵されるのかな… なんて思っています。 
気に入ったカットはA3プリントにしていますが、プリントアウトする際も劇的に美しい画像になります。
 

 

オオルリ

 

1/320秒 F6.3 ISO4000 

 

近所の公園にて撮影、雨模様だったのとまだ若いのか青が鮮やかではありませんが、東京で写したことに意義がある!というカットです。来年来るときには鮮やかな成鳥になってるかな?
 

 

コサギ

1/200秒 F6.3 ISO800 

 

オオタカ

1/320秒 F6.3 ISO6400 

 

1/640秒 F6.3 ISO3200 

留鳥なのでほぼ一年を通して撮影できます。
今の時期はメスが抱卵中なのでオスが近くで見張っています。

 

キイトトンボ

1/800秒 F5.7 ISO800 RAW

 

アオヤンマ

1/400秒 F6 ISO400

 

ホソミイトトンボ

1/640秒 F6.3 ISO500 

 

オツネントンボ

1/500秒 F8 ISO400 

 

ミツガシワ

1/640秒 F6.3 ISO800 

 

昆虫や花の撮影もこなします。
夏鳥が去った東京の公園はしばらく静かになりますが、そんな時は トンボや蝶などの昆虫撮影は如何ですか?
35mm判換算最大撮影倍率    0.70倍相当(Wide)/ 0.39倍相当(Tele)なので離れていても大きく撮れます。
家に帰ってからパソコンで拡大して観察するのも楽しいですよ♪
 

 

 

 

まとめ

 

1/640秒 F6 ISO3200 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用

 

 

結論を先に言うと ED 150-600mm F5.0-6.3 IS 自信を持ってお薦め致します。
1200mm望遠端はあまり使わないと思っていましたが、今回ブログにアップした写真の半分は1200mmで撮影しています。
野鳥との距離が近い 好条件で撮れれば必要ないのですが、都市公園等の撮影の場合 人も多いしどうしても遠くからの撮影になってしまうのでより大きく撮れる方が有利になります。若干 重いのが難点ですが、すぐに慣れる筈です。
描写性能についてはPROレンズではないものの、解像力も悪くないしクリアで抜けの良い描写は好印象です。

OM-1 Mark II +M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 ISのコンビは、並みいる最強野鳥撮影マシーン勢の一角に割って入ると感じました。
 

これを使えばすぐに傑作写真が撮れること間違いありません!

 

 

 

 

↓↓↓ 上記コンビの当店オリジナル特別セットをご用意しました!! ↓↓↓
 

  オススメ   限定品   在庫ございます 
 
OM SYSTEM
OM-1 Mark II ボディ
+M.ZD ED150-600mmF5.0-6.3 IS
当店オリジナルセット【限定3台】

 

↓ 単品でのお買い求めはこちらです ↓

 

  オススメ 
 
OM SYSTEM
OM-1 Mark II ボディ
  オススメ 
OM SYSTEM
M.ZUIKO DIGITAL
ED 150-600mm F5.0-6.3 IS
 

 

 

最後までご笑覧いただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

いつも荻窪カメラのさくらやをご利用いただきありがとうございます。

今回は 3月9日(土)に開催した
『OM SYSTEM OM-1シリーズで撮る!OM SYSTEM野鳥撮影会/入門編』の様子をレポートします。

 

 


この日は気持ちの良い青空が広がっていますが、やや風が強い・・・

鳥たちが出てきてくれることを祈るスタッフ一同です。

 

 

 

講師はOMデジタルソリューションズの社員でもある、田中博先生。

トンボ撮影をライフワークにされている田中先生ですが、野鳥を撮りに井の頭公園にもよく足を運ばれているそうです。

 

 

 

開始前の説明中。

公園内の地図と、予め先生おススメの野鳥撮影向け設定がされたOMカメラをお貸出し。

 

カスタムモードダイヤルに、
「止まっている鳥」「飛んでいる鳥」「飛び立つ鳥」向けにそれぞれ最適な設定を割り振ってあります。

(その設定が細かく書かれたレシピプリントが頂けるのも嬉しいポイント。)

 

 

 

今回は井の頭公園内、池の西側を中心に回るコース。

大人数で行動して野鳥が警戒するのを防ぐため、2グループに分かれて、いざ撮影に臨みます。

 

開始早々、見上げるとカワウが巣を作っている高い木が。

風に吹かれて大きく揺れていました。

 

 

巣材を運ぶ親鳥が行ったり来たり。

OMシリーズの強力な鳥認識AFとプロキャプチャーモード、安心の手振れ補正もあり、

飛んでいる鳥をフレームに入れてさえしまえば、難なくピントが合います。すごい。

 

 

 

この日は風のせいか木にとまっている小鳥は少ないものの、水鳥は沢山!

「いつもはこんなにいないのに~」と、先生もその数の多さに驚いていました。

 

 

 

羽を広げて日光浴するカワウ。そこへ、その場所をよこせ~!とちょっかいを出すカワウ。

その様子をうかがうカワウに、フ~ンと傍観するカワウ。

 

 

 

 

 

尻尾ふりふりでお馴染みのハクセキレイも、水際で食べ物を探していました。

 

 

 

マイクロフォーサーズと侮るなかれ、

ここまで拡大しても、ディテールがしっかり描き込まれています。

(よく見ると羽がボサッとしていたりで可愛いです。)

 

 

 

 

公園内には水鳥情報が書かれた掲示板もありました。

この日にいた鳥のことも詳しく書かれています。

 

 

 

花が咲き始めている梅林へ。

一瞬メジロがいたそうですが、私は撮影できませんでした・・・

 

 

 

 

 

 

 

ムクドリの群れを発見。

風向きが変わると、みんな揃って回れ右します。

 

OM-1は軽くて小型なので、暫く見上げていても手が疲れにくいのが嬉しいですね。

 

 

 

しばらくムクドリの群れを目で追っていると、カラスの鳴き声が響くと木陰に隠れたり、

一斉に降りてきたかと思うと、暗い地表の食べ物をつまみながらゾロゾロ移動していったり。

忙しなく活動する様子が見られ、おもしろいです。

 

 

 

ふと後ろを見ると、暗がりに巣材を探し回るエナガを発見!!

慌ててシャッターを切りましたが、ブレている・・・

5秒も待たずに、フェンスの穴を抜けて奥へと飛び去っていきました。

 

一瞬のシャッターチャンスを捉えるには、カメラのAF性能はもちろん大事ですが、

パッと来た時に躊躇わずシャッターを切ることや、

最適なAF性能に素早く切り替える指と意識のトレーニングも必要かもしれません。

 

 

鳥認識AFとプロキャプチャーモードが頼もしくサポートしてくれて、

それでも、それでも理想通りには撮れないのが野鳥撮影!

 

そんな一喜一憂するのも、自然を相手にした野鳥撮影の醍醐味かもしれませんね。

 

 

 

 

 

素早く飛ぶ姿に向けてシャッターを切った後「今の、絶対撮れてないでしょ・・・」と思ったシーンも、

プレビュー画面を見るとしっかりピントが合っているので、驚くばかりです。

 

 

 

 

 

茂みの間の水路に、強風を避けるようにしてアオサギ?が潜んでいました。

 

 

撮影が終わり、その後はさくらやに戻り昼食休憩。

その後はセミナー&講評会です。

 

 

 

参加者に撮りたての作品を見せていただきながらの講評会。

田中先生に野鳥を撮る際の心構え、撮影時のアドバイス等を交えて、丁寧に教えていただきました。

 

 

 

野鳥撮影 入門編ということで、

普段は別の被写体を撮っていて今回初めて野鳥を撮ったよという方も多かったです。

 

いつもは人物を撮られている方の野鳥、風景を撮られている方の野鳥、

それぞれ違った魅せ方の写真を撮られていて、それを見比べられる良い機会にもなりました。

 

ご参加頂いた方、田中博先生、OM SYSTEM関係者の方、この度は誠にありがとうございました!

 

 

野鳥撮影をもっと楽しくさせてくれるOMシリーズを手に、

あなたも一緒に鳥の世界を覗いてみませんか?

 

 

 

【記事内の野鳥撮影 使用機材】

・オリンパス OM-1

・オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

-----------------------------------------------------------------------

 

 

 

 野鳥撮影におススメ!野鳥撮影会 貸出しカメラ 

■OM SYSTEM OM-1 Mark II

 ⇒ 商品一覧ページへ >>>

新型「OM-1」は初代より各所がブラッシュアップされており、より個々の撮影スタイルに寄り添ってくれる仕様になりました。

「OM SYSTEM OM-1 Mark II」でじっくり野鳥撮影!カメラご紹介記事はこちら

 ⇒ レビュー記事へ >>>

 

 

 野鳥撮影におススメ!野鳥撮影会 貸出しレンズ 

■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS
■OM SYSTEM  M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 1.4x テレコンバーター MC-14
■オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 2x テレコンバーター MC-20

 ⇒ 商品一覧ページへ >>>

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

日頃 当店をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
 

 

去る1月30日 新製品OM SYSTEM OM-1markⅡが発表になりました。
現在販売中のOM-1も人気を博しており、好調な販売成績を収めております。
そんな中でのモデルチェンジの発表に困惑されている方も多いかと思いますが、
内容を見てみると姿形は全く一緒、OM-1の基本性能をそのまま引き継ぎ、細部をリファインしたモデルのようです。
バッテリー、グリップなどの付属品もそのまま使用できます。
今回 短期間ですが使用することが出来たので、実際撮影してみてその進化を確かめてみたいと思います。
 

本文内 青文字は新たに加わった機能について紹介しています。

 

オオタカ

1/400秒 F5.6 ISO10000 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

いざ撮影に臨みます。
カメラを手にしてみた感触はOM-1と全く一緒ですが、ペンタ部のロゴが「OLYMPUS」から「OM SYSTEM」変わりました。
ファインダーを覗くと高精細576万ドットのファインダー像が気持ち良いです。
地味ですけど、

前後のコマンドダイアルが少し大きくなって回しやすくなっています。

またゴミ箱ボタンにメニューを割り振れるようになったので、右手だけでメニュー操作が出来るようになりました。

 

カメラのセッティングは
Sモード(シャッター優先オート)
ISOオート(ISO200~ISO10000)
フォーカスモード→C-AF
被写体認識→ 鳥
AFターゲット ALL
ピクチャーモード→Natural
連写→プロキャプチャーSH2

 

使用レンズ

 M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO 

 

 

新製品のM.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS については今回使用できなかったので、ご紹介できませんが

使う機会があれば改めてご紹介いたします。

 

 

 

 

 

★AI被写体認識
従来の 鳥 鉄道 飛行機/ヘリコプター 車/オートバイ 動物(犬猫)に加え 人物が追加されました。
また スーパーコンパネに被写体認識のアイコンが追加されたので、検出被写体を素早く選べるようになりました。

 

 

鳥認識については 枝被りや 草の中での合焦率が改善されています。

 

 

★圧倒的な解像感
OM-1から継承された、画像処理エンジンTruePic X (トゥルーピック エックス)と有効画素数約2037万画素 裏面照射積層型 Live MOS センサーが生み出す画像は息を飲む美しさ…繊細な被写体も忠実に表現する、すばらしい解像感を実現しています。

 

ルリビタキ♀

1/400秒 F5.6 ISO640 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

 

★優れた高感度画質
常用高感度 ISO 25600を実現 今回はISO10000まで感度を上げてみました。若干コントラストは低下しますが、

それほどノイズは目立ちません。
さらに専用ソフトOM WorkspaceにはAIノイズリダクションが搭載されていますが、これがハードルが高く私の使用している

パソコンではスペック不足でダウンロード出来ませんでした。
OM SYSTEM純正ではありませんが、Adobe、DxO 等から汎用のノイズ除去ソフトが販売されております。
マイクロフォーサーズは高感度に弱いと言われておりますが、これを使えば高感度ノイズが劇的に改善されます。
2/5現在 OM-1markⅡ対応にはなっていないので、比較画像を御覧に入れることが出来ませんが、一番下に掲載している OM-1で撮影した「飛翔シーン」 「トンボ」のカットはノイズ除去ソフトを使用しています。

(ノイズ除去ソフトはRAW画像のみ対応となっております。)
 

1/160秒 F5.6 ISO10000 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/400秒 F5.6 ISO10000 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

ルリビタキ♂

1/2000秒 F5.6 ISO3200 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/2000秒 F5.6 ISO1250 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/1250秒 F5.6 ISO3200 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/1250秒 F5.6 ISO1250 RAW(OM Workspaceにて現像)
 

 

★プロキャプチャー撮影
シャッター半押しで待機 シャッターを押した瞬間からさかのぼって記録するので、(SH-1 0.5秒 SH-2 1秒)飛ぶ瞬間を捉えるのには絶大な威力を発揮します。

ファインダー像の消失がないブラックアウトフリーに対応しており、被写体を画面内の狙った位置で確実に追い続けることができます。
連続撮影枚数もOM-1と比較して倍増しています。

例)秒120コマ連写の場合(RAW) OM-1 約92枚 OM-1markⅡ 約213枚

設定コマ数もきめ細かく変更できるようになりました。
プロキャプチャーSH-1(AF AE固定) 秒120コマ 100コマ 60コマ
プロキャプチャーSH-2(AF AE追従) 秒50コマ 25コマ 16.7コマ 12.5コマ

 

私はいつも プロキャプチャーSH-2 秒25コマ連写を使用していますが、最低シャッター速度が 1/320から1/160になりました。
撮影者目線の細かい配慮が嬉しいですね。

 

 

 

全て 1/4000秒 F5.6 ISO6400 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/4000秒 F5.6 ISO2500 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

ヤマガラ

1/2000秒 F5.6 ISO1250 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

★IP53対応、防塵・防滴設計&信頼のダストリダクションシステム
OM-1markⅡを語るうえで忘れてはいけないのが、この2点 
OM-1+ ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROを下げたまま 滑って池に落ちたことがあります。(水に浸かった時間は数秒)
すぐに引き上げ 泥と水分を拭き取り撮影継続できました。 それから1年経過していますが、ボデイもレンズも正常に動作しています。
もちろん主要なPROレンズもIP53対応になっております。


2003年発売のE-1から搭載されている信頼と実績のダストリダクションシステム、これもポイントが高いです。
OLYMPUS/OM SYSTEMのミラーレス一眼を使い始めてから9年経ちますが、センサーにゴミがついたことは

一度もありません。本当に有難い機能です。
 

 

シジュウカラ

 

アカゲラ

1/500秒 F5.6 ISO500 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

ホオジロ

 

1/400秒 F5  ISO200 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/2000秒 F5.6 ISO250 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

ベニマシコ♀

1/2000秒 F5.6 ISO400 RAW(OM Workspaceにて現像

 

★手振れ補正&ハイレゾショット
定評あるOM SYSTEMの強力な手振れ補正もさらに進化しました。

5軸手振れ補正 OM-1markⅡ      最大8.5段  OM-1 最大7段
5軸シンクロ手振れ補正  OM-1markⅡ 最大8.5段  OM-1 最大8段

風景写真に威力を発揮するハイレゾショットは14bit RAW対応になり、より階調表現が豊かになっております。


 

ジョウビタキ♂

1/2000秒 F5.6 ISO1000 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

アオゲラ

1/2000秒 F5.6 ISO2500 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

 

★ライブGND
OM-1markⅡの目玉機能のひとつ
NDフィルターに加え GND(ハーフND)フィルターが内蔵されました。

GND段数(2, 4, 8)、フィルタータイプ(Soft, Medium, Hard)

下手な作例で申し訳ないのですが フィルターを使用しない場合、ESP測光で撮影すると手前の池が暗くなってしまいます。
そこで GND8を使用して池を明るくなるよう調整しました。 使い勝手はすこぶる良く ファインダー内で効果を確認しながら撮影できますので、簡単&便利です。

 

ライブNDもND2、4,8,16,32,64に加え新たに ND128が追加になりました。
 

1/1250秒 F4.5 ISO800 GND8ソフト使用 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

1/5000秒 F4.5 ISO800 RAW(OM Workspaceにて現像)

 

 

 

★高速AF
難易度が高い飛翔シーンにもOM-1は見事に応えてくれます。
今回OM-1markⅡでは撮影機会が無かったので、OM-1で撮影した写真をご覧下さい。
鳥認識AF、 SH-2 25コマ秒連写、 1053点オールクロス、カバー率100%AFがフル回転 総動員で被写体を捉えます。
フレーミングに集中して あとはカメラ任せ! 「撮った」というより「撮れた」いう感覚ですが、

今までなかなか撮れなかったシーンが簡単に撮影できてしまうのは嬉しいです。

 

コミミズク

1/3200秒 F5.6 ISO2500 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用

 

オオタカ

1/2000秒 F5.6 ISO400 RAW(Lightroomにて現像)

 

ハイイロチュウヒ

1/800秒 F4.5 ISO10000 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用

 

 

 

★あると便利なアクセサリー 

エレクトロニックフラッシュ FL-LM3

 

 

わずか51g、ポケットにも入る超小型フラッシュですが、ガイドナンバー9(ISO100)バウンズ撮影もできる優れものです。
電源はカメラ本体から供給されるので電池不要なのが嬉しいです。
Mズイコーデジタル望遠レンズ、望遠ズームはどれも撮影倍率が高いので 昆虫や花の撮影もこなしてしまいます。
日陰や暗いところで撮影する際 威力を発揮します。(作例はOM-1にて撮影)
残念なのはOM-1では同梱アクセサリーだったのにOM-1markⅡでは別売になってしまいました。

 

最大撮影倍率 (35ミリ換算 ズームレンズの場合はテレ端)

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO            0.57倍
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROテレコン使用時     0.71倍
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO                  0.48倍
M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS                0.57倍
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS                0.39倍
 

マルタンヤンマ

1/60秒 F4.5 ISO1600 FL-LM3使用 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用
 

ネアカヨシヤンマ

1/60秒 F4.5 ISO1600 FL-LM3使用 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用

 

ヤブヤンマ

1/60秒 F4.5 ISO1600 FL-LM3使用 RAW(Lightroomにて現像) AIノイズ処理ソフト使用

 

 

まとめ

 

●これから野鳥撮影を始めようと思っている方、E-M1シリーズお使いの方にに向けて
 

2022年3月に登場したOM-1は「満を持して」という言葉がぴったりの完成度が高いカメラです。
そのOM-1をベースに生まれたOM-1markⅡなので、より洗練され使いやすくなっています。
小型軽量システムだから歩きながらの探鳥も苦になりません。
自信を持ってお薦め出来る逸品です。


●既にOM-1をお使いの方に向けて  
 

OM-1とOM-1markⅡ センサーも映像エンジンも同じなので、画質は変わりません。
大きな変更点は ライブGNDとバッファ容量が2倍になった事くらいなので、「自信を持って買い替えをお薦めします。」とは言いずらいのですが、使用してみると確かにAFは改善されているし、その他の変更点についても好印象です。
このカメラの良さを一番実感できるのは、OM-1を使用している方だと思いました。
各部に散りばめられた新機能は小技が多いのですが、操作してみて心地よく明らかに便利になっているので、是非ともOM-1markⅡを使って頂けたらと思います。
 

 

 

★野鳥撮影におススメのM.ZUIKO DIGITALレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS(35ミリ換算300-1200mm)2024年3月発売予定
OM-1markⅡ/OM-1とのシンクロIS時Wide 7.0段 / Tele 6.0段の手ぶれ補正効果を実現
1200mm超望遠撮影が手持ちで可能な夢のレンズです。
実売価格も ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROの約半額なのでお求めやすくなっています。


M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS(35ミリ換算200-800mm)
ベストセラー野鳥撮影の入門レンズ 手ぶれ補正効果が 3段というのがやや残念ですが、小型軽量(長さ205.7mmで質量1,325g)なの女性の方でも扱いが楽です。


M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO(35ミリ換算300-800mm 内蔵テレコン使用時375-1000mm)
OM-1markⅡのポテンシャルを最大限引き出す M.ZUIKO DIGITALレンズ の頂点!
最高の描写性能 最速のAF 小型軽量1,875gなので抜群の機動力 OM-1/OM-1markⅡユーザーの方には是非とも使って頂きたい1本です。


M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO(35ミリ換算600mm)
ベストセラー野鳥撮影のプロ仕様定番レンズ
単焦点レンズなのでフレーミングは難しいですが、最高の描写性能を実現 軽量1475g+5軸シンクロ手振れ補正搭載なので超望遠手持ち撮影が可能です。

 

【ご予約受付中】[ 2024年2月23日発売 ]
★下取増額キャンペーン 発売日前日まで実施中!!★

OM SYSTEM OM-1 Mark II 
[ボディ/ 12-45/4 PROキット/ 12-40/2.8PRO IIキット]
⇒ 商品一覧ページへ


『 いいね!キャンペーン』&『発売記念キャンペーン』

  

発売前の「いいね!登録」と商品購入&キャンペーンの応募でVISAギフトカード1万円分をプレゼント!
「OM-1 Mark II」購入者対象&レンズ購入者対象の2つのキャンペーンで素敵な特典をプレゼント!

 

 

【ご予約受付中】[ 2024年3月発売予定 ]
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-600mm F5.0-6.3 IS

300-1200mm 相当 (35mm判換算)
⇒ 商品ページへ 

 

[受注生産品]
M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO

300-1000mm 相当 (35mm判換算)
⇒ 商品ページへ

 

最後までご覧いただきありがとうございました。