【議会報告】修正動議否決、謝る相手が違う | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

第1802号

 

皆さん、こんばんは!
おぎ村ふみ規です。

 

 

今日は長いです!(笑)

 

ただ非常に重要な内容なので

よかったらお付き合い下さい!

 

 

 

 

今日を迎えるまでの約2週間。

 

市内事業者さんを下支えする給付金の

修正動議(議員からの提案)を実現するため

有志議員と取り組んで来ました。

 

 

 

 

 

そして迎えた、今日の予算委員会。

 

 

補正予算審議と

山田武豊議員、ほか2名から

出された修正動議の審議でした。

 

 

 

 

 

 

この修正動議ですが、

ざっくり申し上げて、

 

前年比40%以上売上げが減っている

市内事業者に、20万円を給付する内容。

 

 

 

 

 

この修正動議が

なぜ出されたかといえば、

 

市は国や県の施策をつなぐことを第一に

コロナ対策をやってきましたが、

 

今必要な市内事業者への

現金給付の施策が無いから。

 

 

 

 

確かに国の持続化給付金や

雇用調整助成金などの

手続きは煩雑で中々大変です。

 

それを後押しするために、

専門家の社会保険労務士に

委託する費用を全面的に市が補助するものなど

非常に有効な施策もやっています。

 

 

 

 

ただ、調査すると

市内事業者の多くの皆さんは、

 

 

 

〇今を乗り越えるために日々苦労している。

 

〇売上げ減少40%台で国の持続化給付金の

  対象にはならず、給付金をもらえず

    大幅な売り上げの減少で困窮している

 

など、様々な厳しい実態が浮き彫りとなりました。

 

 

 

 

こういった現状を踏まえ、

専門家の意見も聞きながら

 

僕の所属する会派(議員のグループ)と

他の会派の有志議員の皆さんで

議員提案の修正動議を出しました。

 

 

 

 

結果は、賛成11人 反対14人で否決。

 

 

(現在は27人の議員がいますが、

予算委員長の僕と佐々木議長は

採決に加われませんので計が25人)

 

 

 

委員会での反対の理由は、

 

〇給付は一時的。貸付け等をやるべき

〇いきなり議員発議で出すのはおかしい

〇市長の予算提案権を侵害するおそれがある(←実際は侵害しません)

 

というもの。

 

 

 

否決された後で

反対した議員から言われたのは、

 

〇(反対して)悪かったね

〇内容は良いんじゃが、反対はしょうがないんよ

 

 

 

 

という残念なもの。

 

 

 

 

廿日市市議会は議決の賛否を

公表しておりますので

ここでも記しておきますね。

 

 

 

敬称略 順不同 

 

賛成(11人)

高橋みさ子 林忠正 栗栖俊泰 徳原光治 広畑裕一郎 大畑美紀

山田武豊 石塚宏信 田中憲次 角田俊司 藤田俊雄 

 

反対(14人)

仁井田和之 新田茂美 井上佐智子 岡本敏博 有田一彦 北野久美 山口三成

枇杷木正伸 中島康二 堀田憲幸 細田勝枝 隅田仁美 大崎勇一 小泉敏信

 

※議長の佐々木雄三議員と予算委員長の僕は採決に加われず。

 

 

 

 

今回の提案は、

市から出された補正予算には

賛成した上での

足りない部分を補強するような

増額の修正案。

 

 

 

本当に困っている皆さんへの

提案が否決された事に

 

非常に残念で

情けない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

 

委員会が終わった後、

謝るのは僕にではなく、

困っている市内事業者さんへです。

 

 

 

 

 

良い物は良い、

悪い物は悪い

と言うだけでなく

対案を出し

カタチにしていく。

 

 

 

 

そんな当たり前の議会になるよう

明日からも一つづつ、

歩みを前に進めます。

 

 

 

 

 

 

100年後も

選ばれるまち

廿日市に!

 

 

 

 

 

感謝!荻村文規