9人強の外国人客で1人の人口減をカバー! | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

第1309


皆さん、こんにちは!

廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です!

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平成26年9月30日(水)日本経済新聞から


人口減少社会の日本にあってこれからの産業は
いかにあるべきか?

ものすごく簡単に説明すると
今の会社の数を維持しようと思っても
マーケット(人口)は減少し続けるわけですから
当然、やっていけなくなって潰れる会社が
出てきます。

1億円の売り上げの会社が7千万円に
下がったとしたら当然経営は厳しいですよね。

このように急激な人口減少で経営が厳しくなる企業が
現在急速に増えております。

一番わかり易いのは皆さんの身近な商店街や
近所の八百屋さんなどの小型店の減少ではないでしょうか。

クリーニング屋さんや食料品店などは当然、
周辺に住む人が減ればクリーニングの量や
食料品を買い求める数も減少し経営を圧迫するのは明らかです。



では、どうやれば人口減での経済縮小を補えるのか?
その答えの一つが訪日外国人観光客の取り込みである!
というのが今回の日経新聞の分析にあります。


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総務省調べ、家計調査から昨年の
一人あたり(日本人)の消費額、約123万円/年間

訪日外国人1人当たりの消費額は
約13万5千円!

ということは・・




人口が一人減っても9人強の外国人が来れば補える!




という事!いかがですか。


少し乱暴に計算すると、我が街、廿日市には平成25年度
約10万人の外国人が訪れそのうち宿泊した外国人は約2万人
という数字があります。(宮島への宿泊が18513人から算出)


宮島や廿日市だけの為にに観光に来てませんので
効果を4分の一として算出してみますと・・


2万人の外国人観光客の消費額は
廿日市の500人分の消費額に匹敵する!


という見方が出来ると思います。(相当ざっくりですが)



この数字は日本国中の年間外国人観光客が1000万人
だった昨年度のもの。政府は3倍の3000万人を目標に
する、と言っています。

この3000万人という数字は他の諸外国と比べても
日本の観光ポテンシャルをもってすれば実現可能な数字であると
専門家は言います。

という事は、3000万人を達成すると、

我が街では1500人分の消費額を外国人観光客
によって叩き出すことができる!

といえます。




我が街、“はつかいち”は、

平成17年合併時の人口が約11万9千人
平成26年9月1日現在が約11万7千200人。

ということは、合併後減少した人口分の
消費額を外国人観光客でカバー可能!
ということ。





お陰様で世界文化遺産“安芸の宮島”という
世界的な観光地を有する我が街“はつかいち”。

世界遺産を軸としながらしまなみでつながる
周辺市町の観光スポットと連携しながら訪れる方を
より満足させる。

江田島や周防大島、錦帯橋にしまなみ海道・・

素晴らしい観光パッケージが幾らでも作っていける
可能性をもっています。




この記事の結びには、
『急拡大する世界の観光需要を取り込まないと
地方の再生は難しいのは確か・・』、と書かれています。


かゆい所に手が届く、
まさに『おもてなし』のサービスで
世界に誇れる観光地にしていかねばならないと
強く考えさせらた日経の記事でありました!








ホンマにやらにゃイケん!
感謝!荻村 文規