訪日外国人1200万人ペース 地方への波及どうする | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!



宮島への来島者は408万人と昨年史上最高
を記録しました!

しかし宿泊者は微減。この記事の最後にもあるように
観光客のニーズを汲み取れていない!!

ピーター・F・ドラッカーのいうように
需要を創造しなければならないのに

既存の土産物と代わり映えしない宿泊
だけではどうしても宿泊しよう!
とは思ってもらえませんね。

国内だけではなく海外の事例をしっかり
学び活かしていかねばなりません。


産経WEBより

抜粋開始

日本政府観光局が23日発表した今年上期(1~6月)の訪日外国人客数(推計値)は、前年同期比26・4%増の626万400人で、上期として過去最高だった。羽田空港発着の国際線が拡充されたことや、昨年7月にタイやマレーシアなど東南アジア向けのビザ発給要件が緩和されたことなどが追い風となった。


 訪日客数は昨年、年間1千万人を初めて超えたが、今年はそれを上回るペースで推移。観光庁の久保成人長官は同日の会見で「過去の実績では上期と下期の訪日客数がほぼ同数となっている。今年も下期が上期と同数程度でいけば、年間で1200万人台に達するのではないか」と述べた。

 同時に発表された6月単月の訪日客数は、前年同月比17・3%増の105万7100人と、17カ月連続でプラスだった。6月としての過去最高を更新した。

 6月単月の国・地域別の内訳は、台湾が首位で、前年同月比12%増の25万4300人。2位は韓国で1・8%減の20万7600人となり、旅客船沈没事故による自粛ムードの影響が続いたが、5月(14・6%減)に比べ減少幅は縮小した。3位は中国で76・7%増の17万4900人だった。

 今年の訪日外国人数は、昨年を大きく上回り1200万~1300万人となる可能性が高くなった。ただ訪問先は東京や京都などの主要都市に集中しており、他の地方都市への誘導が課題だ。いかに観光資源を掘り起こして、より多くの訪日客を呼び込み、地域の特産品を購入してもらうか。政府が目指す観光立国の実現に向け、町おこしにもつながる工夫が試される。

 沖縄本島よりも台湾に近い距離にある石垣島(沖縄県石垣市)には夏場、台湾から大型クルーズ船が就航している。島を訪れる台湾人の多くが観光もそこそこに真っ先に向かう先は、スーパーマーケットやドラッグストアだ。「日本製は質がいいから」と、食料品や薬品などの日用品を大量に購入していく。

 7月中旬の午後、石垣市の中心部にある土産物店では、台湾の家族連れが大量に菓子を購入していた。だが、島の特産品の蒸留酒、泡盛の棚は素通り。「黒糖はよく売れるが泡盛は人気がない。人はたくさん来るのに、あまりお金を落としてもらえない」と市の担当者は嘆く。

 沖縄県を訪れた外国人数は1~6月で前年同期比1・7倍の約40万2千人に達した。国・地域別では台湾が最多で全体の約4割を占める。韓国や中国、香港を含めたアジア全体では8割以上になる。今後は欧米などからも訪問客を増やし、特産品を購入してもらうことが課題だ。

 県では沖縄が発祥の地とされる「空手」を観光資源として生かそうと、豊見城市に空手道会館(仮称)の建設を計画している。今秋着工、平成28年4月オープンの予定で、「世界のファンや関係者が集まる拠点にしたい」(観光振興課)という。あわせて黒糖や泡盛、マンゴーなどの特産品を改めて「沖縄ブランド」として売り出しを強化する方針だ。

 石垣島など沖縄の離島群は、ダイビングの名所として国内外に根強いファンがいる。欧米人ダイバーも立ち寄るカフェを石垣島で経営する永山真治さんは関西出身。「自然の中でゆったりした時間を買うリゾートとして開拓する余地はある。地元の人は外国人観光客が何を望むのか、十分に理解できていない部分もある」と話す。政府や地方自治体が、地域の取り組みを育成する体制づくりも課題となりそうだ。(藤沢志穂子)

抜粋終了




取り急ぎ、宮島島内に仏語とドイツ語の表記を!
感謝!荻村文規