廿日市 広島から日本を元気に！する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。
第1177号
昨日は産業厚生常任委員会の現地視察で
吉和地域にあり現在、休館中の魅惑の里へ。
温泉、バーネキュー、コテージ、グランドゴルフ、宿泊、何でも叶う
アウトドアライフ！
がうたい文句でしたが、築20年を経過した温泉や
コテージなどが痛みが激しく、そして極楽寺アルカディアビレッジ
が開業してからというものの
利用者の急減により昨年末より来年3月まで休館。
調査や改修を経て、来年4月の再開を目指しております！
【部分的に設備を縮小するのも手ですが・・】
近隣には
もみの木森林公園なや
潮原温泉など同じような施設があり
規模の中途半端で特徴の少ない魅惑の里は
普通に考えれば規模の縮小はやむを得ない
事かもしれません。
昨日現地視察の後、現地の知人の方に
話しを聞いてみました。
そうすると・・
〇九州のスキーヤーは※事実上の南限である吉和のスキー場に
高速道路のアクセスも良く、非常に期待している！
〇遠方からのスキーﾔｰは夜半に到着する事が多く、
チェックインなどは冬場24時間対応にしないと困る！
〇オートキャンプ場はバイク利用者の為に
車利用のキャンプ場とバイク利用のキャンプ場を
わけるべき！
→バイク利用者（仲間利用）と車（主に家族連れ）
はキャンプの目的がかなり違うので、それぞれ離した方が
双方にメリットがある！
〇吉和魅惑の里にしかないものの導入（多類似施設との
差別化）
〇不要な施設としてグランドゴルフ
→吉和地域に数か所あるため
※九州宮崎などにもスキー場はありますが、
人工増雪機がないため雪がない時は冬場でも
滑れない！そうです。
その点、吉和女鹿平温泉スキー場は完備してますので
冬場は暖冬で雪が少ないシーズンでも天候を気にせずに
滑れるので非常に使い勝手が良いそうです！
など、今までと違った視点で利用者の立場に立った
施設にしていけば、何も施設を削減せずとも
十分に収益をあげ、やっていける！
とのご意見を頂きました。
【もはや、市が宿泊施設や温泉を経営する時代ではありません！】
すぐに廃止や無くせば良い！とは思いません。
様々な経緯で宿泊施設や温泉施設が我が街に
作られたのも理解できます。
しかし、今の時代そして将来を見据えた時に
維持費や改修費、そして指定管理費用を市が税金から
支払い続けるのはおかしいと言わざるを得ません。
現在の宮島杜の宿の様な、
〇運営する側から市に対して使用料が入る仕組み
〇そうでなければ民間に売却して運営を続ける！
いずれかでなければこの厳しい財政状況では
とても存続が許されるとは思えません。
市当局は夏ごろまでにどのような運営にするのか
結論を出すようです。
私たち産業厚生常任委員会もしっかり
議論し将来を見据えた結論をだしていきます。
個人的にはここのコテージ大好きです！
家族でよく来ました！
感謝！荻村 文規