税金の負担は少なく、地域のヤリガイは多く!がスローガンじゃ!  過疎 自立 | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。




第1050号


里山、里海再評価の流れ
豊かさ求め若者移住


過疎の中国地方4町転入超過

特に大都市圏の近く

こんな見出しが元日の中国新聞朝刊の一面に
踊っておりました。

なにやら嬉しくなる明るい話題です。

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中国地方の過疎地域の一部で
人口減少を跳ね返す動きが出て来ています。

島根県海士町や山口県周防大島町など。

その要因として、

定年退職後のUターンが盛んになった事に加え、
地方で「地に足が付いた暮らし」の実現を目指す若者の
移住が増えたことが大きな原因。


と分析しています。


我が街は全体では過疎地域ではありませんが
人口減少に悩む中山間地域や離島を含みます。


人口はといえば、この新聞記事の
一覧表に無いように、増えていません。
ここ数年、微減が続いております。


なぜ増えていないのか?

これにはいくつかの事が考えられますが
一番の原因だと感じるのは、


行政、議会、そして地域の皆さんも


誰もが人口減少を
我が事と思えてなく、
定住政策や地域振興などに
本気になれていない!



こういった事を強く感じます。

地域の昔からの食料品店や
スポーツ用品店、お好み焼き屋さんなど
僕が小さい頃から比べれば随分減りました。

今はまだ、郊外のショッピングセンターに車などで
出かけ、買い物から食事まで済ませて事足りています。

しかし、高齢化が進み車も運転できなくなり
食料品などの宅配を頼めるお金がなくなったとしたら
どうでしょうか。

想像するのも厳しい現実がそこにはあります。
そしてもう始まっている地域も多くあります。





よく、平和の話になるときに
平和ボケ!とい言葉が使われます。


長らく平和が続くと、平和の有難みや
平和について考えることさえもしなくなってします。

こんなに大切でこんなに尊い事はないのにも
かかわらず。





皆さんの周りや皆さん自身はまだ困っていないかもしれません。
少しだけ創造力を働かして、皆さんの10年後を想像してみてくれませんか。





今のまま、満ち足りと生活が保障されていますか?

決して脅している訳でも不安をあおろうとしている訳でも
ありません。




皆さんの未来は皆さん自身が作っていかねばならない
という事を言いたいのです。


国や県が十分に手を差し伸べてくれる時代ではありません。



ならば、私たち自らが切り拓いていくしかないのではありませんか。





残念ながら、現在の我が街では

本気の定住施策や本気の人口流入策は
行なわれていません。

今現在の立場で僕が出来る事は
議会で積極的に定住策や他市の成功事例を
訴える事
と、もうひとつは

地域の皆さんと一緒に取り組む清掃活動や
自主上映映画、セミナーなどの社会的な活動
を活発にやっていくことによって、
主体的な市民の皆さんを一人でも多く
発掘していく事



ではないかと考え今までも取り組んできました。



例えば、地域の皆さんとの清掃活動でいえば
行政がやれば、どこかの業者さんに税金からお金を払い委託
して綺麗にしていたものを、地域の皆さんの
熱意とヤリガイ
で同じくらいかそれ以上に継続して
綺麗にしていける、

といった転換です。

地域が綺麗になるという点はどちらも
同じですが、結果や周りへの影響、そしてまた
皆さんの貴重な税金を投入せずとも
税金を投入する以上の効果がある!

ということです。




今まで公が担っていたっものを少しづつでも
私たち「民」が担い、それにより地域の結束が強まっていく。




そんな税金などの負担は少なく
やりがいは多い、地域社会を目指して
これからも精進していきます。





感謝!荻村 文規





今一度、読み返さねば!

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