国が真似をする位、先進的に“地域包括ケアシステム”
に取り組まれている
広島県尾道市公立みつぎ総合病院！
皆さん、こんにちは！
廿日市 広島から日本を元気に！する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。
明後日まで行政視察に来ております。
行政視察とは各自治体の先進的な取り組みや
特徴的な取り組みを勉強に周ることです。
相撲でいう地方巡業？みたいなもの？！
ん～ん、それとはチト違いますねｗｗ
今日は公立みつぎ総合病院の
地域包括ケアシステム
地域包括ケアシステムとは・・
高齢者などの生活上の安心、健康を確保するため
医療や介護のみならず、福祉サービスを含めた
様々な生活支援サービスが、サービス利用者の
選択に基づき、日常生活の場(日常生活圏)
で適切に提供できる体制を持つシステムである
(広島県)
年を取れば、あちこち悪くなりますよね。
そして就業での現役を引退し年金をもらう(福祉)
方もでてきます。
例えば、病院で診てもらう(医療)だったり、
デイケア(介護)に通われたりと様々な公的、私的に
関わらず社会のサービスなどを受けるようになります。
上記、広島県での説明にもありますように
それらサービスが一元的に、日常の生活圏に
あればこれは本当に便利です！
そのような素晴らしい仕組みを国が主導する前から
言い換えれば、この山間地の小さな町がはじめた
仕組みを国が真似をして全国に広めた地域が広島県に
あります！
それが、今日午前中視察した、尾道市公立みつぎ総合病院です！
副院長先生が熱心に１時間以上にも
わたり経緯とこれからを語ってくださいました。
私の方からは、
病院は今までは“治す拠点”だったと思いますが
これからは“病気を予防する拠点”にすべきでは？
と、少々乱暴とも取れる質問をぶつけさせてもらいました。
すると、副院長先生は大きく頷き、そうだ！その通りだと
自分も思ってらっしゃる旨、仰っていただきました！
みつぎ総合病院では歯科の先生方とも連携し無料検診を
実施したり、
４４ある集会所をくまなくまわり“健康座談会”を開催したり
などと多くの取り組みで市民の皆さんが
“病気にならない！”身体作り
をそれこそ地域をあげて取り組まれております。
地域包括システムの成果としては、
〇寝たきりの減
〇医療費伸び率の鈍化
〇経済効果
〇地域(まち)の活性化(まちづくり)
など数字で示せるものは数字で成果を
見せて頂きました！凄い！！
逆に、問題点として、
〇『人』と『金』
簡単にいうと、予防に力を入れると医療費は
下がっても介護費がかかるケースも
〇縦割りの弊害
〇首長と住民の理解と協力
〇専門職の認識
など、良いことずくめでは無く当然
克服すべき課題もあります。
１００の議論より１の実行！
そしてこれは佐賀県武雄市の樋渡市長が良く
おっしゃる言葉ですが、
『スピードは最大の付加価値！』
これに尽きるな、とあらためて感じさせて頂いた
今日午前中の視察でした。
公立みつぎ総合病院、副院長先生、ご案内して下さった
ご担当者様、そして何より誰もが笑顔で対応して下さった
病院関係者の皆さま、大変お忙しい所本当に
ありがとうございました！
午後からの岡山県西粟倉村
『１００年の森林構想』！
これも素晴らしかった！！！
今日は書ききれんので明日書きます！
感謝！荻村 文規