ネット選挙でも投票率が上がらなかった? | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。



自民党圧勝でしたね。
自民党が強かったというよりは、
相対的に民主党の大敗のおかげで
自民党が有利な選挙戦を展開できた、
といった感じでしょうか。


【ネット選挙でも投票率が上がらなかった?】

『ネット選挙』と聞いて、大学生の25%は
ネットで投票が出来るようになった!と勘違いしていたという
アンケート結果もあるようです。

大方のマスコミの論調は、
『ネット選挙解禁したが投票率は低かった』
というものですが、僕は

『ネット選挙解禁されたから、この程度の投票率低下で
おさまった!』


という表現の方が適切ではないかと思います。

どうせネット何かバーチャルな世界、現実は違うよ!
ネット利用者何て選挙になんか行きやしない!
パソコンだけ出来ても選挙にはならんよ!


こういう論調って非常に多いのですが
得てして、使ったことがない方が声高に
仰っている気がしてなりません。

どうも新しいものや今までのものを凌駕するような
ものが登場すると、否定したくなるようですね。


【山本太郎が参議院議員になれたのは、ネットの拡散でしょ!】


脱原発を超え、『脱被ばく』を標榜する、山本太郎さん。
もちろんネットでの拡散は、本人の強い意志に共鳴
した為でしょうから、まずは人間の熱い思いが大事なのは
言うまでもありません・・

メロリンキューの頃が懐かしいですね・・(古っ。。)



引用開始

「これからがイバラ道」 山本太郎当確、「脱原発」一本勝ち!

大激戦となった参院選東京選挙区(定数5)で、「脱原発」を掲げた俳優・山本太郎氏(38)が当選を確実にしたと、NHKが報じた。

   東京選挙区は20人が立候補、自民党が2議席を獲得するなど強さを見せた一方で、「滑り込み」を目指す各党候補がギリギリまでデッドヒートを繰り広げた。

ボランティアの助け借り選挙戦う

   俳優として活躍してきた山本氏は2011年の東日本大震災以来、脱原発活動に積極的に参加してきた。2012年12月には総選挙に東京8区から無所属で立候補、次点で落選したものの、7万票余りを集め注目された。

   2度目の挑戦となった今回の参院選では、脱原発を中心に「被曝させない TPP入らない 飢えさせない」を政策に掲げた。当初は「圏外」が伝えられたものの、SNSを通じてボランティアを募り、街頭演説の動画を生配信するなど、ネットを活用した選挙戦を展開して猛烈に追い上げ。無所属での立候補だったが、生活の党、社民党といった政党のほか、中核派(革命的共産主義者同盟全国委員会)も支援を表明していた。

   当選を決めた山本氏はNHKの取材に対し、

「浮かれているわけには行かない。これからがイバラ道です。何よりも食品の安全基準を変えること。(今の基準は)国民全員が低線量被曝しろ、という話ですよ」

と熱っぽく語った。



引用終了


三宅洋平さんとの渋谷駅前ライブなどは
伝説にもなるような盛り上がりだったようですね。


元芸能人でもある山本太郎さんだったから
ネットの世界も盛り上がったのもあるでしょうが
山本太郎さんの「脱被ばく」に関する思いは
『半端ない』強さがありました。


その強さに若者が中心となってうねりを作り
彼を参議院に押し上げたのでしょうね。



【我々人類がコントロールする事が出来ない原子力を
使い続けるべきではない!】



私自身も、人間がコントロールできないような
原子力発電を再稼働すべきではない、と思います。

福島の大地は放射能漏れによって失われ
今でも多くの方が避難生活を余儀なくされ
地域や社会、家族が分断されたままです。




【時代に対応したスピード感のある国会運営を求めます!】


今回の参議院選挙で衆参のネジレが解消されましたので
重要法案のスムーズな可決成立が期待できます。

前国会においても、「生活保護自立支援法案」や
議員提案の水資源法案が与野党の政争の具にされ
審議未了で廃案にされてしまいました。

地方議会としても特に『生活保護自立支援法案』の方は
もろに影響がある法案です。

『次の国会で審議すれば良いじゃないか!』
とは、地方議会でもよく聞かれる言葉です。

『6月議会は間に合わんけ、9月議会じゃ!』
我が議会でもこんなやりとりがありました。

現代社会は物凄いスピードで進化し続けています。
これもネットによる影響が非常に大きいですよね。
瞬時にして全世界の人たちが同じ情報を共有できる社会です。

『9月議会でやればえーじゃないか!』
こんな事を言っていたら、社会が変化してもう
9月議会の時には事情が変わっているような社会です。

しかし、拙速な法案審議や条例審議もどうかと思います。

まずは、審議する議員一人一人が前例にとらわれ過ぎず
この社会のスピード,変化を理解し、まずは
『今を一所懸命生きる』
事を肝に銘じながら、議会対応や政治活動をやっていかねばならないと
山本太郎さんの選挙選を見て感じたところです。

さぁ、午後からの会派勉強会(テーマは議員定数削減について)
の準備にかかります。




感謝!荻村 文規