赤レンガの中庭で最後の給食じゃ! | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
宮島の目の前の、おぎ村 ふみ規です。
 


今朝は上2人の子供たちがお世話になる
廿日市市立大野西小学校の環境整備作業でした!

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環境整備作業とは、2学期を快適な環境で
子供たちに学んでもらうために、子供たち
そして我われ父兄そして先生方も総出でグランドの
草抜きや側溝の土砂さらいなどを8:00から1時間半ほど
汗を流す事です。

私も通った大野西小学校。約30年も前ですね~!
当時は大野町立でした。(合併前は佐伯郡大野町でしたね)

明治9年、桑原の松原里美氏宅.琢成舎設立が大野西小の
始まりといわれておりますので、創立137年を数える伝統校!
といっても過言ではないでしょう!

そんな大野西小学校ですが、
平成27年4月に道一本隣の大野中学校と
小中一貫教育推進校になります。

小中一貫教育推進校とは、小中同じ一体型校舎で
学び運動し遊ぶ事が出来る学校の事です。


人口減少地域や過疎地域での公立の小中一貫校は
かなり例がありますが、そうでない地域の導入はまだ
まれなケースです。これは、

〇校舎の老朽化(小中とも)
〇小学校と中学校が道一本挟んで隣にあるというロケーション
〇※合併特例債の活用
〇国の方針に沿って


などなど、数々の要因がうまく重なり合って今回の
小中一貫教育推進校へと変貌を遂げる事になりました!

母校の特色は
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自校式の給食(白い壁の部分が給食室)と

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赤茶色のレンガづくりの中庭!(ちょっとわかりにくいですね)


給食は廿日市市のほとんどの公立小学校の給食を
賄っている給食センターによるものに変わります。
これには色んな議論がありました。

2年後の平成26年9月には校舎の取り壊しが始まります。
平成26年の夏休みに今の中学校のグランドに建てる新校舎に
引っ越しをし、平成27年4月開校の運びとなります。


先日、同窓会の席で

『わしらー子供がおらんもんは学校に行く機会がないけー
なんか寂しいよのぉ!赤レンガの中庭やらでお別れの
イベントみたいなんをやれんかのぉ~!』


とかなり切実な声を聞きました。
確かに言われてみれば彼らは学校を訪れる機会もなく
壊されてゆくのを横目に見るだけなんて、淋しいですよね。

137年の歴史がある我が母校。
先輩方も後輩も大変大勢いらっしゃる。

相当大がかりになるんじゃろうが
取り壊し前の2年後の夏に
お別れそして、新校舎開校に向けたイベント
開催に向けて有志を募ってやりたいもんですね。

いや、必ずやります!


感謝!荻村 文規



御参考
保護者説明資料
http://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/kyouiku_bunka/gakoukyoiku/documents/ikan_kyoikuconcept.pdf

※合併特例債

合併後の地域振興や旧地域間の格差是正などの名目で起債できる地方債のこと。合併年度及びこれに続く10カ年度に限り、その財源として借り入れることができる地方債である。市町村建設計画に基づく事業のうち、特に必要と認められる事業に限り使うことができるとされている。事業費の95%に充当でき、元利償還の7割は交付税措置となる。2005年度末までの合併特例法で制度化された合併旧法下のみの措置で、合併新法では廃止されている。