今までお願いしとった所じゃ駄目なん? 指定管理者制度の行方 | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!

皆さん、こんにちは!

廿日市 広島日本を元気に!する市議会議員

おぎ村 ふみ規です。




今日午前中は議会基本条例等制定特別委員会
で最終的な詰めの作業でした。僕は去年の暮れからの
委員会参加ですが、他の皆さんは約1年かけて手がけられて
来た条例です。思い入れもそりゃ、凄いものがあります。
まさに条例案の通り我々議会人がどう行動して
いくべきなのか、との指針を示すもので最高規範性
を持つものです。
次回6月4日(月)の委員会で6月定例会に諮ることが出来るかどうか
の所まできました。最後まで少しでも良いものになるよう、
注視し議論に参加していきたいと思います。


そして、昨日ですが
建設常任委員会 所管事務調査なるものが・・

所管事務調査とは、
委員会に関係する事項について、テーマを絞り担当部局から
詳しい説明を聞きそして質疑をし、より理解を深めていく場です。

昨日のテーマは、
『宮島口港湾整備』と、『市営住宅の指定管理者制度について』

今日は後者の『市営住宅の指定管理者制度について』
書きますが、今年度4月1日から廿日市市では
市営住宅の指定管理者制度に移行しました。簡単に言うと
今までは市営住宅の管理運営は市がやっていたのですが
業務を円滑にすすめ、そしてコスト削減の意味合いもあり
民間事業者へ任せる制度が始まりました。言ってみれば
戸が壊れたら市へ連絡していたのを、指定管理業者さんへ
まずは連絡しなければならなくなりました。

市営住宅は廿日市市内に約1000戸あります。住民への
移行の周知はかなり前からしっかり市もやってきたようですが
実際に修繕などを担当する市内業者さんへは周知不足が
あり、『わしらー地元業者を切るつもりか!』と沢山お叱りの
声を頂いておりました。

今回説明を改めて聞かせて頂いて質問したのは、

“地元業者さんへ今までどおり仕事がまわるのでしょうか?”
“まわるのであれば、指定管理業者とは、地元に仕事が
回る割合等を事前に調整してあるのでしょうか?”


このような点から質問をしました。
市担当者の回答は

“件数でいう90パーセントは地元業者へ依頼することになっている”
との回答。そしてさらにその90パーセントの根拠を聞いたところ、

“10パーセントは指定管理業者のパートナー等へ
仕事を振らざるを得ないと思われる”

というような話でした。
地元ではどうしても出来ない工事等がある為に10パーセントは外の業者に仕事を
依頼するわけでもなかったので、

90パーセントの死守

を市担当部局へ願いしたのであります。


公共事業の減少や景気低迷のアヲリを真正面から受けている
地元の中小零細企業。地元で出来ることはしっかりと地元で
やっていただけるように環境整備をしていくのは市の役目であると
考えます。

議会としてもしっかりと動向を注視、監視していきます。


今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!