- これが結論!日本人と原発 (小学館101新書)/竹田 恒泰
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こんにちは!
廿日市 広島から日本を元気に!する市議会議員
おぎ村 ふみ規です。
月に一回、日本最古の歴史書『古事記』
を教材に、日本をより良く知るための勉強会
広島竹田研究会
講師の竹田恒泰先生は、明治天皇の玄孫(やしゃご)で
旧皇族竹田家の血をひく方です。
昨年秋より、僕も勉強会に参加しております。
先日、3月8日の会のテーマは『原発はなくせる』と
古事記の7回の勉強会でした。
冒頭ご紹介した『これが結論!日本人と原発』
の中から一部抜粋。
左翼が反核と併せて『反原発』を主張するなか、保守主義者たちは
左翼の主張を嫌う程度の理由で原発を推進してきてしまった。
原発は日本の国柄に合わず、保守の思想にそぐわないだけでなく
国民を愚弄し、大自然を冒涜し、皇統を脅かし、皇恩を踏みにじり、
皇室を蔑ろにするものであると私は思う。
原発の運用は労働者の被爆に支えられている。
核廃棄物の最終処分場はまだ確立されていない。
放射能に侵された土地は取り返せない。
『起きないはずの事故』は必ず起きる
すべての原発を止めても停電は起きない
そして、現在すでに稼働している、
ガス・コンバインドサイクル発電(GTCC)で電力問題は解決している
と喝破されています。
この、ガスコンバインドサイクル発電とは、
発電効率が世界最高の61%!(原発や通常の発電所が30%程)
建設コストは原発が2000億円~3000億円の所、約200億円 10分の1!
建設期間 原発が20年~30年かかっているのが、約2年で完成!
このGTCCは昭和56年に神奈川県において稼働が始まって以来、
全国に既に23基稼働している。
東京都の猪瀬副知事や大阪の橋下市長が
建設を表明しているのがGTCCで脱原発の切り札として
日本のみならず全世界からこの日本の技術である
GTCCへ熱いまなざしが送られています。
このGTCCは使用する燃料は天然ガスで
現在、採掘技術も進み、これから250年は採掘可能といわれています。
詳しくは是非、この本を読んで頂きたいのですが
冷静に現在の現状、全国の原発54基のうち既に2基しか稼働していなくても
停電していない現状。そして石油や石炭ではなく、天然ガスを燃料とする
発電効率の非常に高い発電システムを利用する事によって
原発に依存してきた今まで以上に、安定し安全な発電システムを今までの
10分の1程度のコストで構築し国民に提供できるということ。
昨年末、北九州市に『コージェネレーション』(内燃機関、外燃機関の排熱を利用して
動力、冷熱、温熱を取り出し、総合的エネルギー効率を高める新しいエネルギーシステム)
の勉強をしに行った際に学んだ事
2011年11月16日 北九州市の挑戦
と併せて、廿日市市及び周辺のエネルギー政策に活用出来ないものか
勉強会を立ち上げて研究していかんといけんですね。
今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました!