たがへい 教育談義 | おぎ村ふみ規オフィシャルブログ  100年後も選ばれる、廿日市に!

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廿日市が100年後も選ばれるまちであって欲しいと願う、広島県廿日市(はつかいち)市議会議員おぎ村ふみ規(3期目)のブログです!


皆さん、おはようございます!

廿日市 広島から日本を元気に!

おぎ村ふみ規です。





“廿日市 広島から日本を元気に” おぎむらブログ
スミマセン、写真撮ってなかったもので、食べログさんから拝借です。。

わしの高校の同級生がやっとる、季節の和ごはん たがへい

廿日市市宮内にある、地元のものや季節の旬の食材を丁寧に調理して出してくれます。(ランチあり 水曜

定休)



一昨日、廿日市高校の同級生数名で集まって飲んだんじゃが

そこに公立高校の教師をしよる仲間が来とった。



以前も同じような事を書いとるが、やはり

何の為、誰の為の学校何や?教育何や?いうのが

ホンマに狂ってきとる。  過去の記事はこちら


教師の彼にあえてブツケテみた。


○教育委員会のあり方が現在の教育腐敗の元凶で無くせ!いう意見もあるんじゃけどどう思う?

○高校無償化で実際何か影響が出とる?


最初の質問にはこう返ってきた。


まず、教育委員会がなくなることが想定できん。

なぜなら、公立の教員は

教育委員会に雇われとる。

私学じゃったら、それぞれの学校に雇われとる。


ビジネスの世界でいうと、

業績が悪いのは会社が悪いケー

会社を無くせ!いう話と一緒じゃということ。


なるほど、そう言われれば教育委員会の存在価値は

教員採用窓口だという意味合いでは納得はできるんじゃが・・



そして、次の高校無償化については、

子供も減っているのもあって、義務教育じゃない

高校が半ば義務、強制、必ず行くところのように

なっているのに拍車をかけることになっとるらしい!


そして、色んな現場の話を聞いたんじゃけど、

そのひとつをあげると、補習授業。補講とも言いますね。


休みが多かったり、点数が悪い生徒に対してあるレベルまで

引きあげるための、補習授業。


先生方もそのサボったり、怠けとる生徒のために

時間と労力をさいて行うんじゃが、高校に行きたい!

勉強したいと思うてきとらん生徒が殆どじゃけ、


補習授業にも平気で出てこん。

一度、二度と出てこんでも根気良く先生方は生徒に声を

掛け、何とか出てこさせようとするんじゃけど、中々

誠意は伝わらんし、出てこん生徒も多いのが現状らしい。


そこで、少しオーバーに聞いてみた。


そこまで、尽くして出てこんのなら、スパッと

赤点つけて、単位を落とさせたほうが、その子の為の真の

教育になるんじゃないんか?



そうすると、彼は少し考えてこう言うんよ。



オギ、そりゃわしもそう思う所はある。

じゃけどの、何とか学力の低い生徒を引っ張り挙げて

全体でレベルアップせんといけんのじゃ。

そう簡単に赤点つけれりゃ、わしらー教師は苦労せん。

簡単に赤点だしよりゃ、生徒の親がどなりこんでくる。

学校は教育委員会は、理論武装が必要なんよ。


こうで、ここまでして、こんなに大事にお子さんを

指導したが、こうこうこうで、あるレベルに達しないので

赤点つけました、と。


そして彼はこうも付け加えた。


じゃけどの、中卒と高卒の生涯賃金の差を思うたら

何とか高校くらい卒業させてやらんといけん!


わしらー教師は報道されとるような、問題の教師なんか

ホンマに一部じゃ。後のみんなは一生懸命色んな立場で

何とか生徒、児童のためにやりたいと日々奔走しとる。

じゃけどの、教育委員会やら何やらに提出せにゃいけんもんやら

決め事やら莫大あって、中々子供をゆっくりみてやれん

状況にもある。


確かにこれは以前、中学の恩師もおんなじ事を仰ってた。

誰の為の学校なんや?教育委員会、ひいては、文部科学省に

えー顔する為の機関なんか?




最後に彼が言うたのが、現在の状況を端的にあらわしとる。




オギ、今の生徒は確かに扱いがヤネコイ。(難しい)

じゃけどの真摯に向き合えがまだ、柔軟じゃけ何とかなる。

しかし、その生徒に真摯に向き合っとるときに

立ちはだかるのが、親じゃ。親を変えよう思うたら

わしらー教師には中々手に負えんで。。。



やはり、わしが感じとるマンマを言うてくれた。

子供の教育の前にわしらー、親の教育が必要じゃ!!


関連記事 2011年7月6日

教育せにゃいけんのは、子供の前にわしらー親じゃ!