まもなく、8月1日には宮島の水族館“みやじマリン”がオープンし
そして来年のNHK大河ドラマは平清盛。何かと話題の尽きないわが街・“はつかいち”です。
しかし、これら世界遺産“安芸の宮島”や吉和、佐伯の“美山地区”の魅力を活かし切れておらず、
各地域の住宅団地や中山間地では、“独居老人” “買い物難民” “孤独死”、
そして学校では“モンスターペアレント”“無気力な生徒 児童”“切れる子供たち”
などの問題が各地域で顕在化しております。
私は大学卒業後、衆議院議員中川秀直先生のもと、14年弱勤めさせて頂きました。
東京での10年の最初の5年半は“雑巾がけ”“下足番”と称される代議士のカバン持ち、
そしてその後は国会事務所で地元をはじめ全国からあがってくる要望事項を霞が関
の役所の方との窓口をさせてもらったりしました。地元選挙区では地域の担当秘書として
10年以上後援会組織がなかった地域の後援会立ち上げや、広島市であるのに
インターネットの環境がなく、テレビの難視聴地域という過疎ともいえる地域で、
両方の問題を一度に片付ける事が出来るケーブルテレビを地域の皆さんと共に
要望し代議士の力を頂きながら総務省から約1億円の難視聴地域解消の為の補助金
を引き出し、民間事業者の方のご協力のもとケーブルテレビの延伸の実現に奔走しました。
この間数多くの貴重な経験、得難い体験、そして何よりさまざまな方々との貴重な出会いが
私の大きな財産です。ご縁を作って下さった中川秀直先生には感謝しきれないくらい
感謝しております。私は入所時より代議士やまわりの皆さんに、東京での秘書生活の後、
選挙区で地域担当の秘書として代議士の選挙を一度努めさせて頂いたら、
地元・“はつかいち”(旧 大野町)に戻って地方政治に何らかの形で携わりたいと、
言ってきました。こんな私のわがままを中川秀直先生は快く聞いて下さり、
あの政権交代の“暑い夏”2009年8月30日の衆議院選挙を努めさせて頂き、
その年の暮れに退所させて頂きました。
昨年3月地元・“はつかいち”(旧 大野町)に
19年ぶりに戻りました。地域の事も子供の学校、保育所の事もまだまだ右も左もわからず、
出来ることからお手伝いをさせてもらっているような状況です。久しぶりに戻り、
世界遺産“安芸の宮島”や吉和 佐伯の“美山地域”の美しさや素晴らしさにはあらためて
目を見張るものがあるなと、感嘆しております。これはひとえに私たちの先人、先輩方が
残してくれた貴重な財産です。
景色や貴重な建物はそこに『残そう』『守り受け継いでいこう』とする意志ある
“人の心”がなければ残っていきません。子供たちの問題や“モンスターペアレント
”等の問題も“人の心”が引き起こす問題であると言えるかもしれません。
私は日本の歴史や伝統、文化を市民みんなが正しく学び、
日本人が世界に誇れる“おもてなし”の心で観光事業者のみならず、
全市民がお客様を迎え笑顔溢れる
“日本一のおもてなしの街 はつかいち”
にしたいと思っております。
微力ではありますが、皆様のお力添えを頂きながら精進して参りますので
倍旧のご指導をお願い致します。