少くして學べば壮にして為すあり
壮にして學べば老いて衰えず
老いて學べば死して朽ちず
三學     言志晩録

若い者の怠けて勉学せぬ者を見る程不快なものはない。
ろくな者にならぬことは言うまでもないが、
まあまあよほどろくでなしでなければ
それ相応の志くらいはあるものである。
壮年になると、もう学ばぬ、学ぼうとせぬ者が随分多い。
生活に追われてだんだん志まで失ってしまうのである。
そうすると案外老衰が早く来る。いわゆる若朽である。
能く学ぶ人は老来ますます妙である。
ただし学は心性の学を肝心とする。
雑学は駄目である。