日本人とは如何なるものであるかという事を、日本だけで育って、外の民族を余り見ないと、日本人とは如何なるものかという事を知る道がない。
私は若い時から、色々なものと比較して、日本人を研究してきた結果一つの結論を得た。それはこういう事である、吾々は実に偉い有能な民族である、がしかしその有能振りが甚だ芳しくない、白人其の他が拓いた新天地に、後から乗り込んで行って偉い処を発揮する。
現にアメリカの太平洋岸其の他に於いても、後から行って其の偉力を発揮するから、白人達はうっかりすると自分達は追い出されはせぬか、との恐怖から排日が起こるのである。日本人は如何なる処に行っても発展するから、初め之を劣等民族視して馬鹿にしていた白人達も、日本人の優秀性を見出すと俄かにあわてるのは無理もないのである。アメリカ人といえども、先祖代々拓いて来た大切な土地を日本民族が如何に優秀なりとは言っても、そっくり空け渡す義務は無いと考えるのは、人情として当然の事である。
我々の中に尊い祖先の血が流れているのだ。パイオニアの血が流れているのだ、吾が大和民族は祖先曾つて日向の一隅から東征して行って、遂に日本全土を開拓した。大和民族は、元から大八洲の全土に拡まって居た異民族を、いつの間にか征服し、同化してしまった、ど偉いパイオニアであり、開拓の先駆者であったのである。歴史は明らかに我々の祖先が開拓の先駆者であった事実を立証している。
私は敢えて断言する。人類五千年史に於いて、事変後の五箇年に、吾が大和民族が満州国に於いて成し遂げた様な、開拓の先駆者としての偉業を、左様な短期間に遂行したという事実は、世界の何処にも無いのである。
私は考える、人間という動物は、インスピレーション、神がかりで動く場合がしばしばある。此の神がかりになった時、本当にど偉い事をやる、東郷さんがロシアの艦隊は対馬海峡を通過すると断言した、之がインスピレーションである。和気清麿が宇佐八幡宮に行って皇室の急を救った、之が神がかりというものである。
私は関東軍が意を決して、暴戻なる張学良の軍隊に一撃を加えた時、それは人間業ではなく、神がかりであったと見るのである。
以上本文から
なぜGHQが焚書にしたか日本人として知っておいた方がいい。
私は若い時から、色々なものと比較して、日本人を研究してきた結果一つの結論を得た。それはこういう事である、吾々は実に偉い有能な民族である、がしかしその有能振りが甚だ芳しくない、白人其の他が拓いた新天地に、後から乗り込んで行って偉い処を発揮する。
現にアメリカの太平洋岸其の他に於いても、後から行って其の偉力を発揮するから、白人達はうっかりすると自分達は追い出されはせぬか、との恐怖から排日が起こるのである。日本人は如何なる処に行っても発展するから、初め之を劣等民族視して馬鹿にしていた白人達も、日本人の優秀性を見出すと俄かにあわてるのは無理もないのである。アメリカ人といえども、先祖代々拓いて来た大切な土地を日本民族が如何に優秀なりとは言っても、そっくり空け渡す義務は無いと考えるのは、人情として当然の事である。
我々の中に尊い祖先の血が流れているのだ。パイオニアの血が流れているのだ、吾が大和民族は祖先曾つて日向の一隅から東征して行って、遂に日本全土を開拓した。大和民族は、元から大八洲の全土に拡まって居た異民族を、いつの間にか征服し、同化してしまった、ど偉いパイオニアであり、開拓の先駆者であったのである。歴史は明らかに我々の祖先が開拓の先駆者であった事実を立証している。
私は敢えて断言する。人類五千年史に於いて、事変後の五箇年に、吾が大和民族が満州国に於いて成し遂げた様な、開拓の先駆者としての偉業を、左様な短期間に遂行したという事実は、世界の何処にも無いのである。
私は考える、人間という動物は、インスピレーション、神がかりで動く場合がしばしばある。此の神がかりになった時、本当にど偉い事をやる、東郷さんがロシアの艦隊は対馬海峡を通過すると断言した、之がインスピレーションである。和気清麿が宇佐八幡宮に行って皇室の急を救った、之が神がかりというものである。
私は関東軍が意を決して、暴戻なる張学良の軍隊に一撃を加えた時、それは人間業ではなく、神がかりであったと見るのである。
以上本文から
なぜGHQが焚書にしたか日本人として知っておいた方がいい。