荻スポをご覧の皆さまこんばんは。
12/16に神宮の室内練習場で行われた、野球教室を見学してきました。
毎年恒例のイベントですが、毎年こちらの見学がこの年のレポの〆になっています。これが終わればキャンプまで野球関係の写真を撮ることはほぼありません。とはいえ、2月なんてすぐ来ちゃうんですけどね。オフなんてホントあっという間に終わっちゃう気がします。
今年の講師はたかやんとくっきー。
捕手2人なんて珍しい組み合わせですが、2人ともトークも教えるのもうまい!
特にくっきーは、若いのに小さな子と接するのが本当に上手。
何でも秀岳館の野球部は、地元の少年たちを集めてしょっちゅう野球教室をしているらしく、教え慣れてるのはそのせいなんですかね。
特に感心したのは、ある小さな坊やに対峙した時。
多分まだ小さくて野球をほとんど知らないのか、打つのも投げるのも独特。特に投げようとすると、なぜかボールと共にグローブまで投げてしまうのです。
あまりにうまくいかないので、スタッフたちは「もしや左利き?」と思い色々試させましたが、坊やは黙ったまま。すると気付いたくっきー、「グローブ嫌なんちゃう?」
そこでグローブを外させて投げてもらったところ、球はまっすぐくっきーのグローブへ!
ナイスボールを決まりの数だけ投げ込み、意気揚々と次の子にバトンタッチしました。
「やっぱりグローブいらんかったんや」
うんうんとうなずくくっきー。
普通だったらグローブはもちろんはめたまま、「そうじゃなくこれはこうやって…」と教えるはず。でもあえてその子のやっていることを否定しない。「正しいやり方』を押し付けない。結構な人数が参加しているのに、ひとりひとりをちゃんと見てあげていて本当に感心しました。
画像は最後のハイタッチのシーン。子どもたちにとっては忘れられない思い出になるでしょう、