鍼施術 チクッ! 痛い時 痛くない時!? | 中野坂上治療院     美容・健康ブログ

鍼施術 チクッ! 痛い時 痛くない時!?

「鍼灸治療でのハリは痛いの?」・・・よくこんな質問を受けます。

 

正直な話し、鍼灸治療でハリを刺す時には・・『チクッ!』っと痛い時と全く痛くない時があります。(多くは全く痛みを感じないですが・・)

 

でも、この差はどこにあるのでしょう?

 

一般にヒトの皮膚には、受けた感覚の刺激を感じる「知覚点」というものがあり、種類としては、圧迫による『圧点』や、温かいを感じる『温点』や冷たいを感じる『寒冷点』。そして痛みを感じる『痛点』などがあり、その存在数もそれぞれ違います。 

 

例えば、温点などは1平方センチ辺り、0~3個、寒冷点は、約6~23個程なのですが、痛みを感じる痛点はダントツで約200~300個もあり、さらに数は体の場所によっても異なり、手足の末端になる程多く、このため指先や足先は特に痛みに敏感なのです。

 

ところで、体に刺すモノとしては、鍼灸のハリの他に注射もありますが、ハリに比べると、注射の方が圧倒的に痛みを感じることが多いですよね。

 

これは、双方の太さの差です。

 

一般的によく使う鍼灸のハリの太さは直径0.2ミリ前後(美容鍼灸用のハリは直径0.16ミリ前後)。

 

一方一般的によく使う静脈注射の太さは0.7ミリ前後で鍼灸のハリの3倍以上の太さ。

 

この太さで、1平方センチの中の200個以上もある痛みセンサーの間をかい潜るのは物理的に困難なのです。

 

その点、注射針より細い鍼灸のハリは何とかその痛みセンサーに当たらず、かい潜る可能性がより高いので、痛くない時が多い・・のですが、これも絶対的ではなく、痛点にモロに当たると細い鍼灸のハリでもやっぱり、『チクッ!』っと痛い時もあるという訳なのです。

 

まぁ、単に施術者の腕の差という説もありますが(汗)、我々鍼灸師は、少しでも痛いハリを刺さないように日々研鑽していますので、どうか安心して鍼灸施術を一度受けてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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