パスピエ新シングル『裏の裏』 発売中その1 | パスピエ 大胡田なつきオフィシャルブログ「トロイメライ」Powered by Ameba

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0729に発売した裏の裏
みなさんもう聴いてくださいました?

前回の『トキノワ』に続き、
今回のシングルもNHK Eテレのアニメ『境界のRINNE』のタイアップ曲です。
高橋留美子作品大好きなのでほんとうにうれしい!

今日はここで収録されている3曲について話をしようと思います。


まず、
『裏の裏』
この曲はパスピエがメジャーデビューする前からあった曲で、
多分トロイメライとか電波ジャックの原型になる曲を作っていたあたりに一緒に作っていた曲のうちのひとつです。
成田さんはいろいろ考えてこの曲を今、出したみたい。
インタビューやP.S.P.E会員の方はそちらの成田さんのブログでも 語られています。
(転載できないから探して読んでみてne)

最初にこの曲をやる、と言われたときに成田さんから
サビの最後は「ウラのウラ」という言葉で締めたい、と注文がありまして、そこから歌詞を書き始めました。

境界のRINNEの世界観はもともと自分が書きたいことと近いようなところがあったので、
違和感無く書き進めることができました。アニメと一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。

アニメのオープニングとなると大体ワンコーラスなので、その中でパスピエを表現することになるのね。
なんだか「二色でいこう」と決まっていた『わたし開花したわ』『ONOMIMONO』のジャケットを描いていたときのことを思い出した。
バンドというものもそうなんだけれど、制限があるともえる。うふふ
枠のようなものの中で工夫をするのって楽しいのよ。すき



案外長くなりそうだな……



『かざぐるま』
は、わたしの父が「いつかかざぐるま、という言葉を使って歌を書いてみて欲しいな。」
と言っていたので、その曲です。

これはわたしの本当に個人的な、ノンフィクションと言ってもいいくらいの歌で
ある時期に大切なひとたちとのお別れが重なったの。
父方の祖父と、小さなころからずっとお世話になっていたおばちゃん(毎日そこのお家へ行っていたからね、わたしは)が亡くなって、かざぐるまという歌を書こう、と思った。

ちょうどそのときにこの曲がきて、運命的なものを感じました。
パスピエももう長いからね、わたしのすべての一部なんだなあ、とこの感覚はうまく文字にできないけれど、そんなことを思いました。


『スパイ対スパイ』
ピチカート・ファイヴのカバーです!
どうなんだろう、ピチカート、と言ったら野宮さんボーカルを思い浮かべるかたが多いんじゃないかしら、と思うんですが
今回は田島貴男さんボーカルのピチカート・ファイヴです。
男性ボーカルのカバーは二度目なんですが、なんというのかな……似せようとしても限界があるじゃない?越えられない壁というか……
いろいろな考えはあると思いますし、誤解のないようにしたいのですが、男と女だものね。
田島さんのスパイ対スパイはすごく色気があって、(いや、セクシーとカタカナで言った方がいいかもしれない)大好きです。うっとり

そうそう、パスピエ初の語りの部分もあるので聴いていただきたいです。わたし、語っていますので!本気で!
あと、Wikipediaや過去の記事でアルバムのデザインについて語られているんですが、とても興味深いので気になったかたは是非。


アートワークについては次のブログに書こうと思います。
今からask.fm?やるからまたne