こんにちは。
昔、日テレで「あなたの知らない世界」という恐怖・心霊体験を再現したドラマがあったのですが、今日はその何倍も恐ろしい世界をお伝えします。。
私がオプション取引する前に調べたのは、東日本大震災で起きたオプション取引での大事件です。
残念ながら当時を伝える多くのブログが既に無くなっており、私が震撼したブログも既に「404 Not Found」でした。
多少のデフォルメもありますが、簡単に言えば30万円 → -180,000,0000円になった人の記録です。あるサイトへの相談という形で成り行きが切々と書かれていたのですが、ネタにしては長期に渡っているし、リアル感が半端なくて実際の出来事では?と十分に考えられる内容でした。
投資の世界で、やってはいけないことの一つとしてよく言われるのが「オプションの裸売り」です。
一言で言えば保険会社を経営しているようなものです。
毎月、少額の保険料が入るかわりに、事故が起きたら多額の保険金を払わなくてはいけませんので、資金量が豊富な人にだけ許された方法といわれてます。
震災のときもこのオプション裸売をやっている人が被害にあいました。
一例でいうとこんな値動きがありました。
4月限月7000プット : 1円(3/11) → 1,340円(3/15)
これを売っていたとすると、どういうことになるか。
オプションは1000単位ですので、上記を売ると精算日までに日経平均が7000円未満にならなければ1X1000=1000円がもらえます。震災が起きる前の日経平均は10,500位でしたので、なにも起きなければ余裕で1000円はもらえる予定でした。
ところが震災のために日経平均が大暴落、このオプションは一時的に1,340円をつけたのでその時点では1000円もらえるはずが一気に134万円の損失となり、その金額で強制ロスカットされたわけです。
上記は暴落以外に証券会社のインフラも甘かったという背景があり、このようなとんでもない値段が付きました。
例えばM証券のロスカット口座は、リアルタイムで決まった損失になるとリアルタイムで強制的にロスカットが発動するものです。
一見合理的に思いますが、板がスカスカの時間帯に発動されるととんでもない異常値で約定され、上記のようなことが発生します。
このロスカット口座、システム変更はあったと思いまがいまだに残っています。
オプション取引の性質上、非常に危険なのですが何も知らない新参者が口座開設しています。
オプションの世界で生き残っている人は売りではなくて買いの方です。
有名なとこではナシーム・ニコラス・タレブ、日本ではACさん。
では買いをやれば勝てるかというと、長い目で見れば多分勝てます。
通常は負けますが、暴落で一気に大勝ちするというパターンですので普通の人ではそこまで待てないでしょう。ACさんも平穏だった2019年は-450万円です。今年は現在+1,200万円で健闘してますね。
最後に震災時のオプション取引のために破綻した○まわり証券の追証問題の動画が残っていましたのでURL貼り付けておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=p2FDAvX0TD8
ではまた。
