「もしゃもしゃ絵巻」観覧から「のんのんばあとオレ」を思い出した | 凡パンダの人生メモ帳

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下山古国府展「もしゃもしゃ絵巻」を観覧しに、大島絵本館に行ってきた。

 




下山さんにもお会いすることができて本当によかった。

 

 

鳥獣人物戯画甲巻を書道用紙を長さ十二メートルにつなげて鉛筆だけで模写。

 

鉛筆の優しさが唯一無二の味を出している大作だった。

 

 

ちなみに模写とは美術において、他者の作品を忠実に再現し、あるいはその作風を写し取ることでその作者の意図を体感・理解するための手段、方法。またその行為によって生み出されたもの。したがって模写には再現のための知識・技量が必要となる。

 

 

模写模写

 

もしゃもしゃ

    

唯一無二の模写もしゃ絵巻。

 

 


模写中の葛飾北斎の絵手本「北斎漫画」は約千ページあるとのこと。

 

完成までは五年以上はかかるらしい。

 

無理せず少しずつ、

 

完成を応援したい。

 

 


 

読んでいただきありがとうございます。

 


ちなみに下山さんは妖怪や水木しげるさんに大きな影響を受けたとのこと。

子供の頃に妖怪を身近に感じ、水木しげるさんの作品を片っ端から読んだとも。

 


紹介のPOPを読んで思い出したのが、

 

ああ、僕も妖怪が好きだったんだなってこと。

 


妖怪について詳しい訳ではないが、

 

夏休みには必ず「ゲゲゲの鬼太郎」の映画を見ていた。

 

また、10年前には鳥取の水木しげる記念館に一人で行ったこともある。

 



そして、なぜか心に深く残っているのが、小学校の時に見たドラマ、

「のんのんばあとオレ」。

 

https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010381_00000




夏休みに不思議と見ていたドラマ。


「しげる少年」を自分に重ねて。


ばあちゃん子だった僕はのんのんばあも大好きだった。


なんでも知っているのんのんばあは僕の祖母とも重なった。


砺波散居村の伝統家屋「アズマダチ」の実家。


田んぼに囲まれた家。


トイレも肥溜め式のボットン便所。

 

夜になると感じる不思議な世界。

 

 


ああ、そうか、

 

だから感じるんだな。

 

 



下山さんの作品をみて

 

そう共感し、懐かしさと、

 

昔の自分を思い出した

 

一時でした。

 

 

 

ありがとうございました。