北海道 観光船、沈没。本当に痛ましい事故が起きてしまいました。
あくまでも現在の状況、情報だけですが、やはり背景には「この会社の運営体質」があるようです。
では、どうしてこういう会社が出てきてしまうのか?
この会社だってもちろん「起こしたくて起こした」訳ではありません。
今のこの不況の時代、同じような会社は「少しでも客を取りたい、だから単価を安くする」という流れになります。
するとその結果、人件費を削り、機材などへの経費を減らすしかなくなります。
そしてその顛末として、一番重要視する必要のあった「安全」という部分が次第に遠ざかっていく。
これは船だけでなく、飛行機事故、車、また、食品にも言えることです。
目先の利益に食いつくしかなくなる。それには同業者同士のライバル関係があり、安い競争になった結果。
食品でもなんでも、安いものには必ず裏があります。これは絶対。
この観光船の業者も、すでに不況で(コロナも影響したでしょう)ライバルとの争いで一番大事にするべきである「安全面」を忘れていったのでしょう。徐々に徐々に、自分達でも気がついて、気がついていないスピードで。
そう考えると、このような事故は「格安」などを謳う業者では起きる可能性がこれからも十分にあります。
安いものには裏がある。
これだけは絶対です。
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