おばけ、幽霊の存在を皆様は信じますか？
私は完全に「物理的には存在しない」派です。が、もちろん「いてほしい」という気持ちはわかります。先人たちがどこまで見守ってくれていたら……おじいちゃんおばあちゃん、戦争で亡くなった人……と、人はなき人にも思いを馳せますよね。なので、気持ちはすごくわかります。
が、幽霊を見た、見る。というものは確実に「脳内」で起こっている脳のイタズラだと言い切れます。
まず、幽霊を視覚で見るということは絶対にありません。
これは私たちが普段使っている「スマホカメラ」でも「銀塩カメラ」でもいいのですが、その仕組みを理解していれば実は簡単にわかることなのですが、カメラの仕組みと人間の「目」の仕組みは実は同じです。
カメラにモノが写る、ということは「物理的にその物体に光が当たっている」という事になるからです。
カメラはその「モノに当たった光の反射を捉えている」だけですので、光源がなければカメラにモノは写りません。暗いところではフラッシュを使わないとカメラは使えないのと同じですね。
となると、もし仮に幽霊がカメラに写るとなると、質量を持つ物体という事になってしまいます。
そして、質量があるということは、壁をすり抜けたりはできないという事になるんですよね……。
カメラの中には赤外線カメラ〜などの特殊なものもありますが、それでもやっぱり幽霊を写す可能性はゼロに等しいでしょう。
ですのでたまに「幽霊を肉眼で見た」という人には空気を読みながらこのように物理的な説明をします。
最後にもう一度書きますが、先祖や先人達と話したりできればいいな、というのはわかります。
ですけれどもやはり幽霊は私たちの「脳内」で生きているのですね。
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