まずは一部抜粋から。
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著作権法違反と商標法違反の疑いで逮捕されたのは大前光司容疑者(28)です。警察によりますと、大前容疑者は2017年10月~2020年3月の2年半で、人気アニメ「文豪ストレイドッグス」に登場する“太宰治”などのキャラクターが印刷された缶バッジ1880個を約21万円で販売した疑いがもたれています。
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これ、まあ最近はメルカリとかヤフオクでは同じようなものが溢れかえっていますが、大きな疑問があります。
それは、じゃあ、自分で絵を描いて、しかもそっくりに、それで売れば合法なのか? という部分です。もしそれがダメとなるのだったら、同人誌なんてブラック中のブラックになってしまいますよね? コミケなんて悪の巣窟、犯罪者のイベントになってしまう。
まず、著作権というのは「親告罪」となっていて、その権利を持つ会社や個人、団体が直接訴えない限り違法にはならないんです。ここが同人のある意味での闇。
同人はすでに文化となっていて、そこからプロに育っていく人がいて、さらにはもうその境界線がないようなものなのも知っているので判断は難しいですが、それでもやっぱりスッキリしない部分はきっと同人を作っている本人たちも思っているはず。いつか、もしかしたらやべえかも、でも「みんなやっているし、自分たちのような小物なんて大手の会社はいちいち訴えないだろう」って絶対にどこかで思っている。
この部分、同人の境界線を明確にしないとお互いにとって今後もこのようなことは続きますし、気持ちよく晴れた気持ちで同人創作活動ができませんよね……。
どうしてそれを誰もやらないのだろう?
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