報道されているだけでも毎日のようにある「盗撮」ですが、これはもう完全に「スマホ」という道具が普及するのと比例して増えていますよね。が、私、この盗撮というものに興味がありまして、あ、勘違いしていただきたくないのですが、私がしたいのでもされたいのでもなく、「する人の思考、メンタル、そしてその方法」に興味があるのですね。
そして色々調べていくと、ほとんどの人は自分で楽しむために撮影しているのですが、1割(にも満たないかな)の人は、「販売目的」でやっているのだそうです。
もちろんその、ある意味の「プロ」達はスマホなんて使いません。
映画『レオン』で、ライフルは素人の殺し屋が使う武器だ、本当のプロは最終的にはナイフになる。
みたいなもので(そうか?)、ほとんどの人が「靴」に小さいカメラを仕込んだり、「カバン(これはもう古いらしい)」に仕込んだりするのだそうです。
靴の場合、黒い靴がほとんどで、靴紐の部分や、靴の皮とかスニーカーの模様とかに紛れた感じの「穴」が開いていて、
その数ミリの穴の中に超小型のカメラを仕込むのだとか。
数ミリの穴なので、まあ普段、そんな他人の靴なんかには注目していませんので、気づかれないわけですね。
が、それなのにそういったプロでもどうして気づかれて捕まるのか?
これは「穴」や機材を発見されるよりも、その盗撮しようとしている人の「挙動」なのだそうです。
まず、スカートを履いている女性の背後に異様に接近しているという「違和感」。
それが第一となり、さらにやっぱりそういうことをしている人間というのは、なんかどこか行動とか目線とか動きに違和感があるのですよね。これでバレる。
「小川!なんでそんなふうに盗撮の方法を教えてしまうんだ?!」と思われるかもしれませんが、これを読んでいただいた方は、これから背後や黒い靴の穴に少しでも気がいくようになると思うんです。
敵を知らねば身を守れません。
皆さま、どうぞお気をつけください。
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