日本人の約７０％が所有している「普通自動車の運転免許」ですが、最近は特に都会では車が必要ないということもあり取得する方が減っているのだそうです。
これにさらに走行税なんかが重なってくるとますます日本では車が売れなくなって免許の所有率も減っていくのでしょうね……。
さて、そんなお国のやっていることの一つに、「交通安全協会」というのがあります。
これ、記憶にありませんか？
免許の更新や取得時等の際に、「交通安全協会に加入しますか？」というアレです。
１８歳になって（バイクだと１６歳）免許試験を受けて合格、そして免許を受け取る際に、免許センターの人が「さりげなく」でも「半強制的な空気」で加入を勧めてきますよね。
初めて免許を取得した時ってあまりそういったルールがわかっていないので、「あれ？これってみんな加入するものか！？」や「入っておかないといけない」もしくは「入っておくといいのかも」と考えて加入してしまう……。
が、これはズバリ言いますが、入らなくて構いません。むしろ入らない方がいいです。
どうしてか？
まず、入るメリットがほぼありません。
あるといえば、原価が２０円くらい（に見える）センスのない免許証ケースをもらえたり、一定のお店でちょっと割引になるみたいなものですが、費用対効果は良くありません。
だってね、この交通安全協会は、警察の天下り先のために作られた団体なのですから……。
つまり、警察を引退したおじいさんおばあさんを加入者が養うためのもの、みたいなものなのです。
もしこの交通安全協会によって本当に日本の安全が守られているならば誰かのためにも入ってもいい。しかし、実際にはほぼ役に立っていないのが現状です。
そして今のネット時代、天下りなのが世間に知られてきてしまい、加入者は激減しています。
いつか免許取得者は「強制！」なんてことにならないといいのですが……。
執筆活動情報
小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。
https://my.formman.com/form/pc/AWgLzadK0EQ8XKcF/
おがわんセーラームーングッズコレクションサイト（随時更新中）
