未成年の子にネットを通じて写真を送らせて逮捕されるというニュース、よく見ますよね。
この場合、大体が「児童ポルノの制作、保存」という罪で逮捕されるのですが、まあ正直、この「児童ポルノ法」の定義は曖昧です。
おそらく皆さまは「自分には関係ない、そんなのはそういう犯罪者、異常者のやることだ」と思っていませんか？
だとしたらとんでもない間違いなんです。
児童ポルノの定義。
これは、「未成年の人間が、衣類の一部を身に付けていない、もしくは、性的にわいせつだと思われるもの」という非常に曖昧に定義されています。
つまり、友達や知り合いが未成年の子だとして、夏休みだから海、プールで写真撮ったよ！ と言うので、送ってー！ と気軽に言ったとします。
それはつまり、「送らせた」とも判断されるわけですよね。で、もしその子の親がそれを知って、問題にしたとしたら間違いなく逮捕されます。
だって、これは行動的には先に書きました犯罪者がやっていることと同じですから。
「そんなわいせつな気持ちはない！」と言っても無駄です。そんなの実証する方法はないので……。
また、子供は本当にある意味で危険です。
「○○さんに写真送ったー！」と言えばそれで終わり。
本当に嫌な時代になりましたが、現実はこうなんですね。
この夏、そういった事件は確実に増大するでしょう……。どうぞお気をつけください。
この関連のお話、後編も書かせていただきます。
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