大麻に関しての罰則が強化される方向で国が動いているのだそうです。
が、まずこれは結構知らない方も多いのですが、
現在の日本において、
大麻の使用は合法です。
が、大麻の「所持」は違法です。
え？と思われる方もいるかもしれませんが、それもそのはず、この法律は古くて矛盾があります。
そして次に、ネットで芸能人も一般の方でも大麻や覚醒剤その他のドラッグで逮捕されると、これら全てを混同してコメントしている人が多すぎるように感じます。
科学的に言うと、大麻と覚醒剤は全くの別物です。
同じように扱うべきものではないんです。
それなのに、メディアも同じように「薬」とか「違法ドラッグ」とかの括りで報道しています。
こんなことをいまだにやっているから大麻への理解が国民に進まない。
勘違いしていただきたくないのですが、大麻使用を擁護するわけではありません。
が、日本では平気で超高アルコールのお酒がコンビニでもスーパーでも買えますよね。
比べる意味はないかもしれませんが、お酒で暴れる人、問題を起こす人、依存するアル中は減りません。
が、大麻で暴れて事件を起こした人、いますか？ いないんです。
ではどうしてお酒にこんなにも寛容なのか？
答えは簡単で、「酒税」があるから。
言い方は悪いですが、アル中が増えれば増えるほど、税収が増えます。
外国の人から見ると、こんなにも高アルコールの商品がスーパーでも買えちゃうって異常らしいです。
でも「お金」が儲かるから、メーカーも高アルコールチューハイとかを人の健康なんて考えないで売る。
順番が違うんですよ。
大麻なんて後でいい。まずは、高アルコールチューハイとかをなんとかしないと、
国民は酒漬けになって、どんどんダメになっていきますよ……。
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