60歳の男性が、いわゆる出会い系のサイトに総額約2000万円を費やしたにも関わらず、女性の連絡先を聞くことができなかったらしいのです。そして、その業者が逮捕されたというニュースがありました。
まあこのような罪状は「詐欺関係」に該当すると思うのですが、なんといいますか、ちょっとだけ「自業自得感」がしてしまうのは不思議です。
ではどうして自業自得感が出てしまうのか?
それは、他力本願の要素があるからです。
出会い系に登録して、お金を出せば勝手に相手が現れて、そして結婚もできるんじゃないだろうか? と思っているからこそお金を出すわけですよね?
そういう他力本願思考の人って結局は何も手に入らないし、もし相手ができてもすぐに飽きられますし、またお金でなんとかしようとするんです。
本当にモテる人というのは、自分から様々な工夫をして相手に好きになってもらう努力ができる人。
とはいえ、おそらく今回、2000万というお金を出してしまった60歳の男性は、普通の生活が難しい方だったのかもしれないとも思っています。
これはもしかすると反感を買う部分もあるかもしれませんが、例えば、いわゆる「ラブドール」という存在があります。
最近は本当に精巧にできていて、下手をするとパッと見人間の女性と見間違えてしまうほどです。
こういうグッズはなんとなくのイメージでアダルトグッズのように思われていますが、実際にこういったものを購入している方の中の多くには、自分の子供が健常者ではなく息子に、というパターンや、体を動かすことができない障害を持った方が購入していることも多くあるんです。
そう考えると今回の60歳の方も何かしらの理由があったのかもしれません。
だって、普通に考えれば、その2000万があれば「そこそこ」色々な女性遊びもできますし、連絡先を集めるのは簡単だったようにも思えます。
が、男性に一つわかっていただきたいのは、もちろんお金は大事です。ものすごく。
しかし、お金だけでは続かないし、魅力はないと知っておいていただきたいです。
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