こんにちは、小川満鈴です。
友人のディレクターさんから、とてつもなく恐ろしい話を聞きました……。
そのディレクターさんが約２年前に遭遇したことなのだそうですが、
その日は午前中からスタジオに入らなくてはいけないので、遅刻しないようにと、車ではなく電車で向かったのだそうです。
で、もちろん東京の名物でもある、朝の地獄の満員電車……。
うわぁ、まいったな……と思って、その方はこういう時には絶対に両手を上に上げているようにしているそうでして、この時もそうしていたのだそうです。（この時点で男性って大変だなって思う）
が、数駅過ぎたところで、近くにいた女性（２０歳くらい）が、「この人です！触られました！」って大声をあげたのだそう。
最初は自分のことだとは思わずに、「誰だ！もしあれだったら捕まえるぞ！」と思っていたら、まさかの自分を指差していたという……。
そして周囲の数人が、その女性の言葉に賛同して、その方の腕を掴んできたと。
が、もちろん痴漢なんてしていませんので、「いや、僕はずっと両手をあげていました。それをなんとなくでも見ていた、知っていた方はいると思います」と言って周囲を見渡すと、「ですね、そうでした」という方が２名出てきた。
けれどね、こういう時ってみんな冷静じゃなくなるんですよね。
変な正義感を振り回す、いい格好したいのか知りませんが、サラリーマンが登場して、さらに腕を掴んできた。
なので、ディレクターさんは女性を見て「本当に僕ってことでいいんですか？」と冷静に聞いたのだそう。
すると……「女性は一瞬、どこかに目をやった」のだそうです。で、その目線の先には、金髪の正直悪そうな男が、関わりないっすよ的な感じで立っていたと。
ディレクターさんはそれで察したのだそうです。ああ、これは、こうやって示談金とかを取ってくるやつだなって。
なので、次の駅まであえて大人しくしておいて、ドアが開いた瞬間ダッシュして帰ったそうです。
これ、「卑怯！」とか「やってないなら逃げるなよ」とか思う方もいるかもしれませんが、それじゃダメなんです。
弁護士の方々も「やっていないなら、その場に止まる必要がない」と見解することが多い。
「とりあえず」でも警察に行ったら、もうほぼアウト。その日は帰れませんし、逮捕もあります。
男女平等って言いますが、こういう面に関しては、本当に男女って平等なのかなって思いますよね……。
男性の皆様、ご苦労様です。。。。本当に。。
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