色々なジャンルの著名人がSNSやその公式サイトで「#しんどい君へ」というハッシュタグとともに、今イジメや学校、会社などでしんどい状況の方々に向けてご自身の経験談や考えを書いておられます。
私もそういった経験がなくはないので気になって拝見しました。
でもね、これは私の神経が細かいのか、ひん曲がっているのか分からないのですが、この感じは「リアルじゃない」ってどうしても思ってしまうんです……。

例えば、本当に今、鬱だったり、いじめとかの悩みを抱えている子達って、言い方は悪いかもしれませんが、人から見ると「すごい卑屈」な状態になっています。
私の話になってしまいますが、私が昔の「そういうメンタル状態」だったときに、もしこの#しんどい君へ を読んだとしたら、「へっ、どうせ成功者の上から目線だよ」「成功しているやつはいいよな、これ書いてギャラもらえるんだから」「自分はどうせなれないし」……ととにかく卑屈に考えてしまう。でもそれはそういう状態ってそういうものなんです。

そういう状態の時って嫌なことですが、「自分より落ちぶれている、落ちていっている人」を探して、さらに攻撃して自分を保つように考えるんです。例えば、今でいうと、木下優樹菜さんをSNSで叩いたり、少し前ですと事務所を実質クビになったTKO木下さんを「成功者が落ちぶれていく」=自分と同じ、もしくは自分以下になるじゃんw と考えて「今の自分を保つようになる」。

なので、いくら有名人が書いても実際にはゼロじゃないとはいえ響かない。けれど、これは読売新聞社の広告案件でもあるので、読売さん側は有名人じゃないと起用しないという矛盾が生まれる。今のイメージが良い人だけを起用する。
絶対にTKO木下さんが今苦しんでいても起用しない。本当はその方が響くのに。

こういったメディアの矛盾が実はさらに悩む人を生み出してしまう。
卑屈な人を生み出してしまう。

 

 

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