政治家と広告代理店、電通の関係。これが表に出るようになってきました。
それでは、そもそも広告代理店とはなんなのか?
これ、案外、電通の名を知っていても具体的にどういう事をしているのか知らない方も多いんですよね。
なので簡単にご説明いたします。
まず、例えば、A社という食品会社がBスナックという商品を開発し、販売したいとします。
でも商品というのは基本的に(クチコミという規模で問題ない商品やイベントもありますが)宣伝をしないと売れません。
では現在の日本ではどのように宣伝すればいいか?
ネット社会になってテレビは確実に弱くなりましたが、それでも一番なぜか宣伝にお金がかかるのがテレビのコマーシャルでしょう。ここに、Bスナックの宣伝を出したい!
ここからが広告代理店の登場です。
A社は広告代理店(電通だけではありません)に、広告を頼みます。
もちろんお金がかかりますので、それを交渉するのですが、ここも商売、代理店は1円でも多く、会社は1円でも安く効果的な広告を出したいわけです。まあこれは当たり前ですよね、商売の基本。
が、今までは電通などの広告代理店は、正直、ボッタクってきました。
費用対効果、つまり、この広告をテレビに売った方はどれだけ売れたという数字って実は「あいまい」だったのです。
なので、それを利用してボッタクれた。
が、今はそうはいかなくなってきた。デジタル、ネットでどれだけのビュー数、そこからどんな層がどれだけ買ったかがバレてしまうようになった。だから電通はもう会社を騙せなくなってしまい、その結果、過労死を引き起こすくらいのギュウギュウの仕組みになった。つまりは、余裕がなくなっているのに上はまだ殿様商売をしている証拠。
私は思う。
各販売メーカーさん、もう電通とかを通して宣伝する必要なんてないです。無駄金です。
今の時代、自社広告で勝負すればいいし、絶対に今後そうなる。
というか、代理店に宣伝してもらえないと売れない商品なんてそもそも価値がない。
と、思ってもいいくらい。
あとね、電通に入りたい、代理店カッコいいとか思っている学生さんたち。
もうダサいです。その考え。
自分のことは自分でする。そうすれば騙されることもありません。
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