先日、少し前になるのですが、このブログにおきまして、「大手出版社が未成年の水着グラビアを掲載してもお咎めなしなのに、小さい会社、もしくは個人がやると違法になる謎」を書きました。
それが最近改めてニュースになっていまして、私もいくつかのサイトでそれに対する皆さまの意見を拝見したのですが、５割くらいの方は「確かに」というものでしたが、半分は違う意見のものでした。
これ、絶対におかしい事なので再度説明させていただきます。
今、大手出版社が発行する雑誌、WEB媒体では中高生のアイドルの水着が掲載されています。これは事実。
そして、これが児童ポルノに該当するかどうか？ がまずは大事ですよね。
現時点での児童ポルノの概念は、メディア等に該当しそうな部分だけ抜粋。
「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態で、殊更にその性的な部位（性器等若しくはその周辺部、臀部又は胸部）が露出又は強調されており、性欲を興奮させ又は刺激するもの」
としています。上記での児童というのは１８歳未満のこと。
これ非常に曖昧ではあるのですが、水着もそれに該当します。
過去、小中高生の水着DVD業者が何度も逮捕、起訴されています。
と書きますと、「それはえぐいやつだろ！」との意見が必ずくるのですが、実はそうでもなく、普通のイメージビデオでも逮捕されています。そして、それならそのわいせつかわいせつじゃないかの「境界線」はどこにあるのでしょうか？ 水着の面積が体に対して比率がどれくらいから児童ポルノ？ 角度は？ 体勢は？
って、これって完全に警察の判断になりますよね。
ちなみに、普通の高校生の水着DVDでも今は大手しか出せません。
でもおかしいですよね？ じゃあ大手が許されるなら、例えばその辺の大人が知り合った高校生に言って、しかも「親の許可を得て」同じようにオリジナルのDVDや写真集を出したら逮捕されませんか？ ということ。まあ逮捕されますよね。
これが矛盾なんです。
全く同じことをしているのに大手出版社は逮捕されない。一般人、もしくは小さい会社がやれば逮捕。
というよりね、まず中高生が水着で一般のコンビニとかに並んでいる雑誌に水着ででないと売れない、もしくはそれだと売れるという世界がそもそも「異常」だと思わないとね。
※と書くと、フェミニストだろ、とか言われるのですが、むしろ私は逆です。本音はガンガン児童の水着も親と本人がよければやればいいと思っています。それが需要と供給ですから。が、その前に法律は大事。それが今の時点で明らかにおかしいと思っているだけです。
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