８７歳の男性が商業施設において、７歳の女の子を触ったとして逮捕されたのだそうです。しかし、この男性がそれを否定しているということです。
これですね、色々な見方があると思うんです。
まず、年齢の側面から見ていきますと、男性は８７歳とかなりの高齢です。なので、仮に子供の頭をなでなで、いい子いい子するということに何の悪気もなかった可能性があるのが一つ。
が、とは言え今の時代はそれも通じないのでジェネレーションギャップで逮捕されたことになります。
だとしたら、ちょっと悲しいですね……。自動改札で切符を入れるところがなくてオロオロしてしまっているお年寄りを見ているような気持ちになります。
そして、子供の虚言の可能性。
子供の言葉というのはその信憑性は実は非常に低いにも関わらず、大人と同じ「言葉の価値」として扱われます。
例えば、この老人がちょっとよろけてしまって、この子供にぶつかってしまったとします。
そして、子供が「あのおじさんが背中のところを触ってきたー」と言ったとします。
すると男性は連れていかれるわけです。
これ、実は本当に恐ろしいことなんですよ。私も知り合いで同じような勘違いを受けて逮捕された人を知っています。
という２つの項目の可能性に、親の過剰とも言える（それくらいの気持ちも大事ではありますが……）、過敏な性格が重なると……。
という可能性もある。
でも世間のほとんどの人はこのニュースをそのまま深読みしないで受け止めます。
そして、祖父のくせにロリコンかよ！ 気持ち悪い！ とイメージをつけていく。
色々な可能性を考えていかないと本当にこの手の事件は危険です。
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