SNS上においても学校でも会社でも、友達付き合いでもママ友同士でも、世の中には「イジメ」というものが確実に存在します。
生物学的には人間同士は共存していくという部分もありますが、その側面として「子孫繁栄をかけた戦い」もDNA、本能に刻まれていますので、人と人の争いは一定数、人間が存在する限り絶対になくなりません。

が、だからといってそれを「する、しない」は別問題。
こんなデータがあるそうです。これはアメリカでのデータですが、基本的な人間の心理は人間である以上変わらないので意味はあるかと思います。
現時点で「いじめている人間」特に大人になって、自分には一切関係ない芸能人だったり、SNSでの付き合いの人間に誹謗中傷コメントを必死に書いている人間、これはその本人が小さい頃に虐待にあっていたり、学校でいじめられた経験がある人が90パーセント以上なのだそうです。

つまりは、過去に自分がやられたから、大人になってネットで無記名(じゃないんですけどね、実際は記録はバッチリ残ってる)だから叩く側、いじめる側に回ってやろう! でも、無記名じゃないとボクやっぱり怖いよ……という情けない心の人間。
本人を目の前にすると結局は萎縮して何も言えないでヘラヘラする人種。

あのね、これって何度繰り返してもあなたの過去の心を癒してなんてくれませんよ?
それを本当は分かっているんでしょ? でも、強迫神経症のように、心の奥に自分の過去が浮かんできて、どうしても誰かを叩いてストレス(だと思っている)を発散したくなってしまう。
この行為ってね、本当になんの解決にもならなくて、言い換えるならば、部屋が物でいっぱいで汚れてきたなあ……でも面倒だなあ、じゃあ、押し入れにとりあえず物を詰め込んで「綺麗になったと思い込もう!」って自分に言い聞かせているのと同じ。
結局なんの解決にもなっていない。

そんな自分に本当は気がついているならば、自分のしたいことを探して、誰かに少しでも素敵と思われることをできるようになりません? なんの意味もないことをする時間って、あなたの貴重な時間を削っているだけで、世界の誰の役にも立っていません。
鏡と部屋、そして自分が書いたコメントをもう一度読み直してみてください。
それでもやめないなら、もう正直病気。

 

 

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