SNSに依存している人の裏側には「自己承認欲求」「今の自分に自信がないから少しでも自分の存在を誇示したい」が隠されています。だからこそ、自撮り写真を盛りに盛ったり、現実は全然違うのにおしゃれ風な風景や、物を撮って、ある意味で「嘘」をついてでも認められたいと思ってしまう。
でもね、そういう行為って実は何の解決にもならず、どんどんと自分を追い込んでいくことになってしまう。
嘘というのはその嘘を正当化するためにまた嘘をつかなくてはいけなくなるもの。
嘘って雪だるま式に膨らんで、そしてそのうちに形が次第に変わってきて、自分でも制御できないような嘘に変化してしまう。
するとどうなるか？
次第に精神は破綻していきます。
具体的には、例えばツイッターやフェイスブック、ブログでよくあるのが、
「色々考えたのですが、ツイッターをもうやめようと思います。すいません……」とか書き出す。
悪いですが、そもそもあなたのツイートとか投稿にそれほど興味はなかったですけれど……。ご勝手に……。と思ってしまいますよね。
もちろんこの裏にも「やめないでください！」とかの引き止める言葉を本人は待っているわけです。
で、大体が、結局は依存しているので、別に応援のコメントなんてほぼないのに「皆様の応援があったので、もう少し続けてみることにしました！」とか書くんですよね……。
こういう人は何といいますか、基本的にSNSに向いていない。何度もこのパターンを繰り返す。
街でたまに見かける、常に「閉店セール」の看板を出している怪しいバッグとか時計の店のように。
自分は自分しか救ってくれません。
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