このブログでは何度か「芸能事務所は確実になくなる」と数年前から書いていますが、その予想通り最近では芸人さん、アイドル、女優さんが事務所所属を辞めることが増えてきました。
一般の方にとっては正直その好きなタレントさんがどこの事務所とかなんてどうでも良い部分も元からあったかとは思いますが……。

ではどうしてこのタイミングで芸能事務所の存在が薄くなっているのか?

●コロナで仕事が無くなって1人でやってみたら案外その方が良かった
これは現在はSNSやユーチューブなどで個人で配信できますので、コロナの影響で「最初は仕方なく」自分だけでやってみたら……。あれ、これって結構1人でもできちゃうんじゃない? 今まで事務所にギャラをピンハネされていたけど、意味あったのか? と気がついてしまう。

●コロナの影響で事務所の経営が悪化
これも一つの要素でして、芸能事務所というのは基本的に所属のタレントが働いた分のクライアントからの報酬の何割かを得ることで経営が成立しています。つまり、タレントの仕事が無い=事務所(会社)の収入も無い。ということになります。
会社ですので、マネージャー等、スタッフの給料はそれでも払わなくてはいけませんので、自力のない事務所は今相当ヤバい。

このダブルの要素は芸能事務所にとって本当にヤバく、タレントは気がついてしまって辞める。会社は仕事がないので収入がない。
となると完全な負のスパイラルに陥ります。

特にネットとかではなく、テレビだけに依存してきた芸能事務所はネットのノウハウがあまりなく、置いて行かれます。

言い切っても良い。今後、日本では芸能事務所は崩壊します。
そしてタレントは個人のエージェントを雇って契約していきます。

そもそももうとっくに海外ではこのパターンで、日本が遅かっただけなのですが……。

 

 

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