コロナによる学校休校の影響で、学校によっては卒業式も中止、または延期となるところもあるのだそうです。
そんな中、誰もが思いついて、やっぱりないわ。と思うやり方、つまり、ネット上で卒業式をやっては? ということを毎回薄いあるあるを言っているロンブー田村淳さんが提案したのだそうです。
が、これは絶対にやる必要がない。というより、だったら延期でいい。
それはどうしてか?
まず、現在、ネットの家庭普及率は80パーセントを超えています。が、全員揃ってこそ卒業式の意味があるわけです。
つまり、数字でいえば、100人の生徒がいるとしたら、20人は確実に参加できないということになる。
さらに、ネット環境=参加できるではありませんよね。
その共通の「ツール」を持っていて、それにログインなどしなくてはいけないとなると参加できる子の数はもっと減るでしょう。
私は思うのですが、卒業式って、まさに「モノより思い出」の要素が強い。
なのでなんでもデジタルでやればいいってわけじゃないんです。その場の空気が素敵なんです。
変な緊張感と、普段よりおめかししているパパとママ、そして香水の匂いが充満している会場。
これが思い出になる。
これ、もしネットがない子、家庭は下手をすると卒業式の集合写真の左上みたいな扱いになってしまいますよ。
さらに言うと、そもそも、ネット同士のやりとりなら普段からスマホとかを持っている子同士はもうやっていますので……。
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