痴漢というのは必ず一定数存在します。まあクズ達なのですが、存在するのは事実なのでこいつらをどうにかしなくてはいけません。

そんな中、中高生が中心となって駅構内などで「痴漢を絶対に許さない!」的なイベントを行っています。

あの、これっておそらくは何も理解していない行政とかの人が企画したのだと思いますが、効果ゼロですよ……。
というより、痴漢を増やしてしまうレベルの最悪イベント。

痴漢というのは、「そこに女性がいるから」という大前提のもとに行動を始めるわけです。
特に中高生は痴漢に大人気。なので、このように実際に中高生が集まっているだけで逆に嗅覚で寄ってきます。

このイベント、どこからかお金が出て、イベンターがお金を得て、中高生には一円も入っていないはず。
マジでクソイベントです。どうして日本は未だにこんなことをやっているのでしょうか???

そんな予算があるのだったら、電車内や駅構内に「カメラ」をつけるだけ(もちろん桁の違うお金がかかるのは理解しています)と書くと、痴漢は見えないようにコソコソしているから意味がない、という意見もあるかと思いますが、違うんです。
カメラというのは、その行為そのものを証拠として捉えるのはもちろんですが、不審な動きを後から判定もできるんです。

そして何よりも「抑止効果」が非常に高い。

例えば、普通の民家に入る「空き巣」も何を一番嫌がるか? 答えは簡単で「カメラ」なんです。
カメラを付けてある家は避けます。だからこそ、実際には録画していない「ダミー」カメラも売れるわけです。

こういうくだらないイベントはやめてほしいです。

で、これに参加した中高生もそれに気がついて疑問を持ってください。本当の抑止効果というものがなんなのかを。

 

 

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