一部抜粋
ーーーーー
「満員電車にベビーカー。私の男は我慢しろ!に対し『男はって差別だろ』って言ってくる人は映画「男はつらいよ」に対しても差別って言ってくるのか」と意見。「女性の方が体力的にも弱いし赤ちゃんを連れているから、男は我慢してあげなという優しさなのに。世知辛い世の中ってこう言ったときに使う言葉だ」と男性のあるべき対応についての自身の主張をつづった。
ーーーーー

ということですが、この方っていつも思うのですが、現場を知らないで「感情論」とか「粋」とかの発言が多いような気がします。
そりゃあもちろん、人間は誰しも誰もが揉めないで笑顔で付き合いたいです。でもね、物理的に無理なものもあるんです。

満員電車のベビーカーですが、志らくさんはお互いが「すいません」「守ってあげる」の心で。と書いていますが、悪いですが、現実はそんなことやっていたら揉め事が起きる確率の方が高くなります。

ベビーカーというのは大きさ的に、大人が4人分くらいの縦スペースになり、押しているお母さんを含めるともっと。さらに、近くにいてぶつかったり、赤ちゃんの上に何か落としてしまったり~と考えると恐らくは6、7人くらいの円を作ることになるんです。
だってもし満員で押されて、不可抗力でも赤ちゃんに何かあったら、傷害罪にもなりかねません。というかなります。

私は満員電車のベビーカーは反対です。

お互いにメリットよりもリスクの方が大きいから。これは意地悪とかじゃなくて、その方がお互いのためになる。
なので、志らくさんのように、人間性とかの問題じゃないんです。神社にバイクで入るのがいい悪いとかのような問題じゃない。

商店ではエスカレーターのベビーカーもほとんど禁止されていますよね。それに対して、志らくさんは男性が守ってやれ! って言うのでしょうか? それと同じくらい満員電車のベビーカーは危険ですよ……。

この方の意見に賛同する方はおそらく、都会の満員電車の現場を知らないか、まだ子供をもったことのない方で、何となく美談に聞こえる話が好きな人。現実はそうはいきません。
薄いな~って思う。いいこと風を言う人って大体現場を知らないんです。

 

 

まじかるクラウン 執筆活動情報 まじかるクラウン
 
 
 
 
 
 
星 小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。