以前、アルコール度数9%以上という非常に高い、いわゆる「ストロング缶」の危険性について書きました。
皆さまは、例えば、大麻とか危険ドラッグという「単語」を聞くと、危険だ! よくない! って思いますし、言いますよね。
でも、テレビ等のコマーシャルで、このような非常にアルコール度数の高いお酒をタレントが笑顔で「いえーい!」なんてやって飲んでいるとそれを悪い、危険だと思わなくなってしまう。
これが洗脳、イメージの恐ろしいところです。

パッケージは可愛くても中身は有害なんていうものはいくらでもあるのに、人は「見た目」とか演出に騙されて購入し、そして自分の身体を壊していく。

はっきり言って、こんな安くて高アルコールのお酒を好んで飲んでいる人って、貧乏でしょうもない人が多いと思う。
街を歩いていて、見てくれも清潔感がなくて、なんか独り言を言っているような人がこのストロング缶を持っていることが多い。

考えてほしいのですが、一部のストロング缶の値段は下手をすると「水より安い」んです。

これ、怖くないですか?
日本ってタバコとか危険ドラッグにはみんな口を揃えて文句を言うのに、不思議とお酒には寛容なんですよね。すごい謎。

タバコを吸って暴れて人に迷惑をかける人はいませんし、正直大麻も同じく暴れる人はほぼいません。
が、お酒で暴れて人に迷惑をかける人はすぐそこにいくらでもいる。

それなのに、テレビではタレントがそんな危険なものを笑顔で「うまい!」なんて言ってる。異常ですよね……。

近いうちにメーカーの自粛が始まると思いますが、それまでの間でアル中、病気になった責任はメーカー、そしてそれを許していた国は取ってくれるのでしょうか? 

お酒には「税金」がかかっています。つまり、国が国民にアルコールを飲ませれば飲ませるほど税収が上がるわけです。
本当にこんな国でいいのですか?

 

 

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