神奈川県と契約しているハードディスクの消去などを担当している会社の男がそれを持ち出し、オークション等で販売していたとして逮捕されました。
男は「毎日のように盗んだ」と言っているようですが、これ、神奈川県庁のセキュリティ対策が悪いとも絶対に言えますよね……。
だってね、「毎日のように盗んだ」ということは「毎日のように盗めた」ってことですから。
私たちの日常は「だろう」でできています。
警察官は悪いことをしないだろう。お坊さんは人間的にできているだろう。この飛行機は落ちないだろう。有名ブランドだから美味しいだろう。安全だろう。国のやっているセキュリティーだから漏れないだろう……。
でもね、そんなことないんです。
例えば、私の友人が学生の頃にアルバイトをしていた超有名某ファーストフード店では、店長が毎日店閉め少し前の時間になると自分用にパティ(肉のこと)を3枚くらい挟んだバーガーを数個アルバイトに作らせて持って帰っていましたし、そのアルバイトに口止め的に冷凍のポテトを渡したりもしていた。
つまり、機械でなく「人間」がそこで動いている時点で「適当」は必ず生まれる。
と、今回のこの犯人、ハードディスクそのものを売るという浅はかな行為……。
情報のほうがもっと安全に高価に売れたのに、ね……。
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