元野球選手の上原浩治さんがオークション等でのご自身のサイン入りグッズの転売に物申しております。
日本では「サイン」というのは気持ちだったり、その人だけに向けた~という存在の要素が大きいですが、これ、外国ですとかなり感じは変わっていまして、完全に「一つの商品」として成立している部分があります。
例えば、モハメドアリの使用していたサイン入りのグローブに数百万の値段がついたり、ロックバンドのサイン入りギターに値がついたりもします。また、それが本物かを鑑定する専門の職業までもが存在しているくらいです。

私は正直、需要と供給がモノの値段の全てであり、これは仕方ないと思う。
それにつく値段で逆にその人の知名度や価値(言い方は悪いですが有名人はマネキンでもありますので)の指標にもなる。

ただ、日本というのは変なところで恩とか情とかを持ち出すんです。
じゃあ例えばこれに対して転売はひどい! と言う方々は、大型店舗がいきなり田舎にできて、小さな商店が潰れることにも文句を言うのでしょうか? 本当に安くて大量の商品がある大型店舗を利用しないのですね?

需要と供給って仕方ないものなんです。

価値があれば売られるしそれに比例する値段がつく。絵画でもツボでも掛け軸でもそれは仕方ないんです。

 

 

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