以下一部抜粋
「神戸市須磨区の市立東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人から暴行や暴言などのいじめを繰り返し受けていた問題。加害者側の4人は「悪気はなかった」などと話しているといい、今月から自宅待機を命じられているという。」

このニュースに対して世間では「もう二度と教団に立たせるな!」的なコメントや意見が飛び交っていますが、正直私はそうは思わない。

どうしてかと言いますと、それは「逃すこと」になるからです。

例えば好意的に思われてしまう例として、昔ヤンキーでした、今は先生です。とか、ヤクザでしたが今は弁護士です、とかってありますよね。

この先生もそうです。イジメていたのだったら、それを教育に生かすように変換させればいいし、そうしなければ本質の改善にはならない。

日本は政治家でもなんでもちょっとの不祥事ですぐに「辞めさせる」「辞職」をする。
それは私が思うに「逃げ」だ。
どうしてそうなったのか、じゃあ今度はその負のエネルギーを誰かの役に立つように変換すること。

それをしないで臭い物に蓋をするだけではまた同じことが繰り返されるから。

がん細胞だって同じで、その部分を「どうして切除したのか」そして「それ以降の状態を確かめていく」ことが大切。
切って、「はいおしまい」じゃ他の誰かのために役に立たないんです。
自然災害でもそうですよね、台風が来ました、被害が出ました、時が経ち復興しました。で終わりじゃまた同じことを繰り返す。
どうしてこれだけの被害が出たのか? じゃあどうすれば? と人は同じ過ちを繰り返さないように考えていかないといけない。

この教師たちも同じ。逃げるな。

ちゃんと復帰してその経験を誰かに伝えて生かしてほしい。

 

 

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