ブレイクしそうでブレイクしないで終わっていきそうな日本のeスポーツ業界ですが、これ、みんな根本の原因になかなか行き着いていないといいますか、報道しようとしない側面があります。
それは、ただ一つ。
「本当にゲームだけで食べていけるの?」という不安です。

このようなことは別にゲームだけではなく、この資格持っていて本当に役に立つの? と思って調べてみても賛否あったりしてなかなか判断できないことってありますよね。

例えば学校の先生の免許だって取得しても必ずなれるとは限らないわけです。

それらの資格と「ゲーム上手い」というだけのものを比べると、これはもう圧倒的に不安ですよね……。
しかも、例外はあったとしても、ゲームも突き詰めれば反射神経と判断力等が最も大事であって、それは年齢とともに劣化していきます。

つまり、人生の一番大事な成長の時期をゲームに「賭ける」必要が出てくる。
これは怖いですよ……。

しかもゲームというのは、そのタイトルが永遠に続くわけではありません。

サッカーや野球、ゴルフとは違って、どんどん新しいものが登場するわけです。なのでこのタイトルなら得意! は通用しなくなります。

が、日本は国が一緒になってeスポーツを推進します。

すると、それに影響を受けた若い子は親に何を言われても「これからはゲームが上手ければすごいお金がもらえるんだよ! だから学校の勉強よりもゲームやるんだ!」ともなる。親は言い返せない。
そして気がつくとこの子はいわゆる「引きこもり」になっている。

でも、その子からすると「勉強している」わけですよね。※中には親を言いくるめて遊んでいるだけの人もいそうですが……。

じゃあそのゲームに費やして、結局は何もない普通のオタになった場合、国は? eスポーツなんたらの偉い人は保証してくれるんでしょうか? 自業自得だろって言うのですか? 

自分たちは上からゲームを利用して天下り団体みたいのも作って若い力を利用して儲けておいて。

これなんですよ。日本で絶対にeスポーツがただの遊びで終わる理由は。

 

 

まじかるクラウン 執筆活動情報 まじかるクラウン
 
 
 
 
 
 
星 小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。