世界各所で大小色々なゲーム大会が開かれていますが、世の中というのは「流行ってくる」とそこに目をつけて、「金儲け」を企む大人が出てきます。
これはどんなスポーツにでも言えることで、先日は500万円の賞金を獲得した! と思ったら、未成年だったりプロ契約ではない等の理由で減額され、結局10万円になったというニュースがありました。
まずですね、プロってなんですか?
世間的には「プロ」というと、つまりはプロフェッショナル、その業界で活躍している人というイメージですよね。
でもね、ゲームのプレイの世界にeスポーツ協会というなんだかよくわからない団体が生まれて、その認可ありきで「プロ」という認定がされるということなのですが、おじさんたちが作った団体が認めないとプロと認定されないなんておかしくないですか?
というより、だったらプロというカテゴリーなんていちいち必要ですか?
おそらくはこのような考えから、実際にゲームプレイヤーの中には、プロになるのを拒否している方もいますが、すごいかっこいいと思う。
だってね、プロに認定します! なんて、パソコン検定みたいなもので、別に本人にスキルがあればそんな賞状なんて関係ないじゃないですか?
八百屋をやっている方は野菜のプロだと思いますが、八百屋検定なんてありませんし……。それと同じように感じるんです。
私が知るゲームの大会って、子供が集まって、誰がつええ! とかの延長で、それが一番ゲームを面白く遊べる空間な気がするんです。
それを、おじさんたちが管理して、プロだアマだとやるって……そんなギスギスしたゲームってもう遊びじゃない。笑えない。
「楽しい」が全てにおける大前提のような気がします。
プロという賞状なんてなんの価値もない。
だっておっさんたちが勝手に自分たちの利権のために作った存在なのですから。