2019年9月18日、北九州市で最大規模となっていた「ソープランド」が「売春を行なう場所を提供した」として摘発されたのだそうです……。
これ、おそらく風俗の種類を知らない人からすると「こんな悪い奴らがいるんだ!逮捕されて当たり前だ!」となるかもしれませんが、まず、なんと言いますか、今回摘発された「ソープランド」という「場所」は、例えるのなら、パチンコと似ていまして、国のカテゴリーからするとパチンコ・パチスロはギャンブルではなく「娯楽」だとしていますが、実際には「三店方式」という警察の利権となっている換金システムが存在している「グレー」なものがあります。
ソープランドも同じで、警察利権が絡んでいる、いわば「公的に認められている売春」なわけです。これはキャバクラ等とソープランドが全く違う存在だとまず知っておく必要があります。
じゃあなんで「ソープランド」が「売春を行なう場所を提供した」というコントのような矛盾逮捕が起きたのか?
これは私の予想ですが、地元の警察をヤクザがシノギを奪い合って揉めた。
これ、よくあるらしいんです……。地元では正直、立場的に警察もヤクザも大差ありません……。
簡単に書きますと、お前の店を守るからシノギをよこせ、というやつです。つまりは、守り方が違うだけで大差ないのです。
で、今回はソープランドがヤクザ側に傾いていたのを警察が気に食わず見せしめ的に逮捕。(じゃないかな?)
が、恐らくはこの手の逮捕は、「形だけ」という事もありまして、裏では警察も「すまんな、上がうるさいんだよ、とりあえずごめんな」的なこともあるでしょう。
にしてもコントのような謎の逮捕なのでした。