以下、ニュースより抜粋

愛知県の東名高速で、ワゴン車であおり運転をしたうえエアガンを発射した事件で、器物損壊の疑いで逮捕された佐藤竜彦容疑者は容疑を認めていて、動機を次のように警察に話したということです。

佐藤容疑者の供述
「私がやったことに間違いありません。追いついたにもかかわらず、前の車がどいてくれず、最初はパッシングで気づいてもらおうと思ったのですが、気づいてもらえず、次にハイビームをしましたが気づいてもらえず、さらにクラクションを鳴らしてもどいてくれませんでした。 どいてくれないどころか、ブレーキを踏まれてぶつかりそうになったので腹が立ち、車の中にあったエアガンで車に当てるつもりで打ちました」

以上

ということですが、私は先日、「追い越し車線をノッタラノッタラ走っている方も悪い」と書きました。
それについて数件「犯罪者を擁護するのか!」と、全然その本質を理解していない意見をいただきました。

あのですね、もう一度読んでいただきたいのですが、犯人を擁護なんてしていないんです……。
人間でも動物でも「揉め事」には必ず双方の行動、意見の違いがあるもの。ほとんどの場合が一方的なものではないんです。
例えば、自転車に乗りながら、もしくは歩きスマホをしていて誰かにぶつかった。そして、そのぶつかられた人が怒ってその人を殴ったとします。これ、もちろん殴った方が悪いですが、歩きスマホをしていた人にもその「きっかけを作った要因」がある、ということなんです。

この事件にも同じことが言えると私は考えています。

そして、「要因、きっかけ」を作らないようにするのが、今の時代、余計な揉め事を作らない生き方だとも言えます。

面倒くさいし、相手が悪いので悔しいですがそういう時代なんです。

男性が満員電車で痴漢なんてする気もないのに、手をあげていないと結局何かのきっかけで疑われて連れていかれるのと同じように、その「きっかけ」を作らないことも大事なんです。

 

 

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