音声でニュースや天気、音楽、さらには設定すれば家の電気などもつけてくれるという機械、アマゾンのエコースポット（アレクサ）ですが、そのコマーシャルに不評の声が集まっていて、きゃりーさんもSNSでそれを書いているのだそうです。
が、ここで疑問なのは、みんなそのコマーシャルの内容に乗せられていることに気がついていないのでしょうか……。
まず、日本のコマーシャルというのは、相当なリサーチをして企画、キャスティング、製作されます。
ですので、世間からどんなリアクションが来るのかなんて計算済みなんです。
SNSでどれくらい拡散されるか、逆に批判されるかも計算しています。
で、その批判も商品の売り上げには実は役に立っている。
おそらくきゃりーぱみゅぱみゅさんは裏で逆に宣伝、仕事としてやっていると思うのですが、みんなそれにあっさりと同調して、結局は宣伝に加担している。
このコマーシャル自体のことを書きますと、別にストーリーはどうでもよく、「こういうことができます」が伝われば勝ちなんです。
が、日本人特有の正義感といいますか、架空のストーリーにも正義を求める感じを逆に拡散に利用されているのでしょう。
本当に皆さまが思っているよりも日本のマーケティングは深くまで計算しているものです……。
執筆活動情報 
小川満鈴への講演・執筆・出演等のお問い合わせはこちらにお願いいたします。 
