正直、おいおい、警察は本当に本質を考えているの? というニュースがありました。

どこぞやの女子高校生が、駅で盗撮をしていた男の後を追って、逮捕に貢献した、というものなのです。

のちに警察はその女子高生3人を表彰し、賞状を贈ってメディアに3人の学校名や写真、名前を公開しました。

おいおいおいおいおいおいおい……。

もう、どうしてこの行為がダメなのかはこれをお読みになっている100人中99人の方が分かったと思うのですが、そういうことです……。

一応書きますが、今の時代、個人情報、特にこういった子供(特に女性)の個人情報はそういう癖を持つ人にとってはとんでもない価値を持つ情報です。

例えば、この公開をきっかけに、「なるほど、その高校、つまり、あの電車、写真も名前も載ってるぞ、ウヒヒヒヒ」というのが安易に想像できますよね。

今回のこの警察の担当者は、本気でこの子達の先を考えていたのでしょうか? 

なんとなく、その地区で起きた珍しい事件なので、テンションが上がってしまって、こりゃあうちの管轄のニュースになるぞ! と何も考えずにやってしまった感もありますよね……。

そして、この子達。この子達の行動にも正直、矛盾を感じてしまいます。
自分たちは、「盗撮」というものを理解しているからこそ、捕まえよう! と思ったわけですよね?
それなのに自分たちがドヤ顔で表に出れる自己顕示欲に負けてしまうという矛盾。

ミイラ取りがミイラになるってこういう事なんだと思います。
こんな簡単なことも理解できない警察って一体……。

 

 

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